愛されることが怖い「 愛され恐怖症」を理解して克服する内観

「感じ方」をそっと癒して
愛され恐怖を
静かにほどいていくためにー

 
゛どうして私は、
 誰かに大切にされることが
 こんなにも怖いのだろう?”

この感覚の中にある
繊細で複雑な心の動きに寄り添ってみましょう。

 

2種類の愛され恐怖

「怖くて受け取れない」と
「受け取れてしまうことへの怖さ」

「愛されることが怖い」と感じる人は多いですが、怖さのニュアンスをひもとくと、真逆の恐怖感が入り交ざっていることがあります。

例えば

怖くて愛を拒んでしまう

  • 愛されることそのものが怖い
  • 期待に応えられない
  • 距離が近いことが嫌
  • 失う苦しさを避けたい
  • 不安が先に立って受け取れない

愛を受け取れる自分に罪悪感

  • 喜び、嬉しさと同時に重い感情に襲われる
  • 受け取る資格がない自分を隠してるような罪悪感
  • 愛されるほど「値しない自分」にギャップを感じて苦しい
  • 喜びを味わうことをセーブしてしまう

愛され恐怖症

前者は「怖くて手が出せない」、後者は「手にしている後ろめたさ」。

どちらも共通して「愛と向き合うことに、痛みが混ざっている」という点でつながっています。

愛され恐怖症

 

よくある説明では語り切れない、あなた独自の愛され恐怖感

こうした感覚は、自己肯定感の低さや過去の傷によって形成されると言われています。それはわかっるものの、それだけでは解決しきれない何か恐怖感を強化してしまうものではないでしょうか。

本来は、受け取る力も愛する力もあるはずだけれど

「愛を向けられる=苦」という感覚を形成した
何らかの痛み、その物語の中で

知らぬまに形成されてしまった「脅威の感覚」。

ここを少しずつ癒していきたいですね。

愛され恐怖症

 

今の「感じ方」を否定しないことから「癒し」が始まる

愛されることが怖く感じる「感じ方」を

無理やり消そうとしたり
いきなり「怖さ」を受け入れて
感じようとする必要はありません。

まず大切なのは、

自分が求めている「ちょうど良い距離感」とは
どのような感覚か把握してみたり

何を確保することで
「心地よさ」に振り分けられるのか
振り返ってみるのも

「怖さ」を癒すヒントになるかもしれません。

実際には、

一人一人の心の景色の中にある
絶妙なニュアンスをキャッチすることが
癒しの鍵になることが多いです。

 

少しずつ「怖さ」を分解していく

いきなり全部克服しようとせず
「癒し」に繋がる自己理解を
進めてみましょう。

例えば、

身に覚えのある「愛される怖さ」の量が
コップからあふれでるほどの量だとしたら

小さじ一杯分位の「感情の水」をすくって
観察してみるようなイメージです。

小さじ一杯分だけじゃ、
自分と向き合ってる手応えがない
と思うかもしれませんが

実際にクライアントさんとのセッションを行う際にも
心の中の感情の蓋を
いきなりガバッと開くことはしないものです。

その理由は、

少しずつ自分への理解を深めていく方が
スムーズで着実に
どっしりとした安心感を再構築していけるからです。

 

どうやって自分と向き合えばいいの?

愛され恐怖と向き合うときは

「あの嫌な感覚」を思い出すのではなく

「あの感覚を抱えてる自分の姿」に
付き添うようなイメージで
緊張感を書き出してみましょう。

  • 優しくされると警戒するんだね
  • 戸惑いを隠そうとして焦るよね
  • 嬉しいのに、喜ぶことにブレーキ踏んじゃうよね  など


自分の感覚を、自分が一緒に確認してあげましょう。

こうした寄り添いの時間を設けること自体も
大きな意味のあることです。

このプロセスを進めたい人は、
内観のやり方を解説した記事を参考にして見てください。

▼内観のやり方

▼内観セラピー

スピリチュアルではない視点から自分と向き合う内観プログラム

 

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