- 「自分が悪いんだけど」と思って感情を抑え付ける
- 嫌な態度をされても相手をかばって自分を下げる。
- 相手が悪いと思ってもそう思う自分が悪いのだと考える。
- 理不尽なことされても従えない自分が悪いのだと思う。
- 人に対してネガティブな感情を抱くと苦しくなる
- 反省と自己否定がごちゃ混ぜになる
そんな思考パターンから抜け出したい方へ。
「自分が悪い」という思考回路がガッツリ形成されていると、まるで「自分が悪い」という線路の上を走る列車のごとく、当たり前にそう思う・そう感じます。
人に悩みを相談すると「マイナス思考だね」「自分いじめが好きなんだね」と言われることもあると思いますが、気持ちを切り替えるだけでは思考癖は変わりません。
自分を責める思考パターンから抜け出したい人は、自分を責めることでどんな苦しみを感じているかや、どんなメリットが生まれているか「自責の感覚」に意識を集中させて内観してみてください。
内観すると色んな考えや理性が心の声として混ざりこんできます。最初は難しいかもしれませんが、考えや理性を一旦横において「自分を責める感覚」に意識を持っていけるようになると色んな発見があります。
例えば、相手を不機嫌にさせないために自分を遠慮させようとしてる、自分を責めて反省している態度を示さないと怖い目に遭う、本当は腹が立つし悲しいけど本音の感情に触れると自分の感情が爆発しそうで怖い・・・など人それぞれ色んな背景が見えてくるでしょう。
これはわりと表層に近い無自覚領域を言語化した例ですが、どんどん掘り下げて行ったり、必要に応じて心や体の仕組みに沿ったケアアプローチを入れながら安全の感覚を深めていくと、やがて自分を責める思考癖の根幹にたどり着き、根っこから抜いてあげることが出来ます。
そのプロセスは人によって全く異なり、一つ一つのプロセスを丁寧に進めていくことで自責癖を終わらせるだけでなく、自分独自の優しさや強さ、熱い想いなど、心の深い部分から温泉がわきあがってくるような言葉を超越する気づきに至ることもあります。※こうした内観は、初めに目標設定をしないことが重要です。詳しくは講座で☆