愛されると苦しくなる理由と克服方法/女性専用内観セラピー・札幌・全国

愛されたい思いはあるのに、愛されるとが苦しい、罪悪感を感じる。そんな自己矛盾に苦しむ人は少なくありません。どうして愛されるのが苦しいのか、どうすれば愛されることに安心できるようになるのか、自分なりの納得に近づくヒントとなれば幸いです。

※この記事の内容が全ての人に当てはまるわけではありません。細かい心理状況はお一人お一人異なります。

 

子ども時代の防衛策にヒントが隠れている

子どもの頃、親の不機嫌・両親や家族の不仲・親の体裁(世間体)を気遣って無邪気な子供心を出せなかったり、親が過保護や過干渉で自分の感情・意見を押し殺していた、なんて経験はありませんか?

 

私達の価値観や思考パターンの土台は子供時代に形成されます。親の事情を優先せざるを得ないような心境にある子どもは、親が喜ぶ自分を演じたり、親を刺激しないように(親をかわいそうな目に合わないように)気を張って過ごすことが多くなります。さらに、その演じてる姿を本当の自分なんだと思い込んだり(思い込もうとしたり)、消化できない想いを抑え込むように「こういうものだから仕方がない。」と諦めをつけて自分を納得させることがあります。

 

本来の自分を隠せば愛してもらえる(安全でいられる)。とか、自分が我慢しなければ親がかわいそう等のマイルールが形成されると、〈在るがままの自分=愛されない・相手を苦しめる〉という大前提が出来てしまい、大人になってからの人間関係にも影響が出てきます。

 

このような心理状態の背景には、親の行動や言動だけでなく、子ども本人の体質、気質、家族構成、時代背景なども関係します。どれかひとつではないことが多いですが、なんであれ子ども時代に抑圧せざるを得なかった感情に気づくことで改めてそれを「過去(今ではない)」として認識し、愛される恐怖や罪悪感がリセットされます。さらに、幼心が純粋に求めた要求に気づくことで、愛を受け取る喜びを実感できるようになります。

 

今更過去を振り返っても変えようがないし…と思われるかもしれませんが、過去を振り返る目的は、過去を過去に還すためです。そのためには、潜在意識にある心のブレーキ設定を表面化(顕在化)することがポイント。潜在意識を顕在化するには、理性や常識として自己矛盾を理解するだけでなく、感情的にも安心を実感しながら納得できる体感が必要です。俯瞰の視点(メタ視点)に立って、ブレーキが果たした役割さえも理解を示すような温かい内観をすることで、現在の自分が望んでいる変化変容にスムーズに移行します。

 

愛されると気が重くなるパターンを内観した方の例
  • 人付き合いが苦手な自分を責めなくなった。
  • 「あなたのためだから」と不必要なアドバイスをしてくる人の言葉を鵜吞みにしなくなった。
  • 無理に頑張らなくていいと思えたら、人に対しての見え方が変わった。
  • 親のせいにしたくないと思っていたけど、親のせいにしないでいられない自分に気づけた。心のどこかで気づいていながら認めたくなくて、復讐というか、恨み節のようになっていたとハッとした。

 

 

大人になってからの悩みが愛され恐怖の根本解決につながる

愛され恐怖を持っていると、学校、職場、プライベートの人間関係でも親しくなると気が重くなったり、親しい間柄でも相手を信頼できず不安が湧きやすくなります。場合によっては、自分から関係を断つような行動言動をしてしまい自己嫌悪・・・なんて状況になると本当に苦しいですよね。

 

湧き上がる感情をどうして良いかわからない・・・かといって、我慢して上手く立ち回ろうと対策しても根本解決にはなりませんよね。感情に飲み込まれる前に、モヤっと気が重くなった時点で、このシチュエーションのどんなニュアンスに苦しさを感じているのか、どんな連想が湧いてくるのか、どんな状況を避けたいがために関係を断っているのか内観してみましょう。

 

心が何を求めているのか、答えは人によって様々です。例えば、これまで内観サポートをさせていただいたお客様の中には「本当の自分は嫌われるに決まってる」と思い込んでいて(潜在意識)、相手の期待に応える努力をし続けていたと気づいた方がいます。その方は、自分の本音を引っ込めて、相手に合わせる努力にもう限界を感じてる自分、いい加減疲れ果てている自分に気づき、心底そのパターンをやめたくなったのです。すると、どうすれば相手と自分の両者を尊重する関わりになるか、そのために自分がやれることは何か、という発想が自然と湧くようになりました。心を開いて人と関わることが初めからできなかったからこそ、そんな関りが出来る事への喜びと感謝を実感するとしみじみ語っていました。

また別のお客様は、「どうしてこんなに自分だけ我慢・遠慮して生きなきゃいけないんだ」と怒りや虚しさを隠し持っていた自分に気づいて、どれほど悔しい想いをしてきたか、自分の心の痛みにもっと寄り添ってあげたくなったと言っていました。その悔しさに心から寄り添うと、その我慢や遠慮は、自分の好意や想いを踏みにじられた悲しみや恥ずかしさ、理解されないことを諦めてきた寂しさが根っこにあると気づきました。そこで初めて、長年心の奥で拗ねていた自分を認める気持ちが湧いて、スーッとラクになったそうです。そこから、自分らしさを表に出すことが楽しくなり、勇気もわいて、やりたいことはチャレンジする。結果だけでなくプロセスも楽しめるようになったそうです。

 

こんなふうに、大人になって遭遇する日常の悩み・モヤモヤを内観すると、古い固定観念のリセット、悩みの根本解決となり、より楽しく自由に生きるきっかけになります。単なる「悩み」「嫌な出来事」として解釈すると気が重くなりますが、内観の視点を持っておくとその出来事こそが自分を知る・深めるチャンスとなります。

 

トラウマ経験によって愛を受け取るのが怖くなる場合

幼少期の体験と限らず、大人になってからの体験がトラウマとなって人と距離を縮められない、親しくなると遠ざける、好意を向けられると怖くなることがあります。

 

トラウマといっても大きな出来事だけとは限りません。驚き、衝撃、緊張、恥の感情などは一見すると些細な出来事のように思うシチュエーションだとしても心と身体にとっては強い負担となり得ます。

 

もう二度とあんな思いはしたくない、とか、あの時は考え事をする余裕もなく耐えて踏ん張るしかなかった・・・というような体験が、心と身体に刻まれていることも少なくありません。その経験が忍耐強さとなって孤立する選択を繰り返してしまったり、「我慢するのが当然だからこのままでいい」と無意識化で強い決意をしていることもあります。

 

その反対に、二度とあんな恐ろしい目に合わないためには、見通が効いて安全保障を確認できないものは「選択不可能でないと困る」と無意識の予防線を張っていることもあります。自分がどうしたいかという欲求よりも安全性が優先事項になって、安全保障を確認できない選択は選択不可能であることを証明・主張したくなる。けれど心の奥では欲求もわくため、アクセルとブレーキを同時に踏んで苦しくなってしまう場合もあります。

私達は、変化成長の過程で「本当にこれでいいのかな?」と違和感を感じ、それをきっかけに新たなステージへと歩みを進めます。だからこそ、違和感に気づくことはとても大切

トラウマ感情が強い場合は、内観をしようとしても記憶された感情に引っ張られて心も体も負担を感じることがあります。それが嫌で、自分と向き合うこと自体を避ける人もいます。そういった心理状況・体の反応を自分自身が把握したり、一人で過去の嫌な体験を回想するのではなく心の扱い方を学び、サポートを受けながら自分と向き合うことをお勧めします。まずは俯瞰状態になって心と向き合う感覚を何度も実感しながら、一つ一つ向き合いを進めると心の解放も感じ方や思考パターンの再構築もスムーズになります。

 

愛されることが怖くなる根本原因に気づいた後に大切なこと

ここまでは自分を理解しながら心と向き合うことで、愛される苦しさ、好意を向けられる怖さを手放していける。というおはなしをしてきましたが、手放すというのは、もう二度と不安な感情が湧かない自分になることではありません。

愛されること、好意を向けられることに許可を出し、その上で「やっぱり苦しくなるな」「やっぱり不安だな」と思ったときにはその気持ちに蓋をせず「あ、これは過去の反応パターンが出ているな」と気づいてあげると、そのパターンを握り続けずに済みます。この心のバネを育てていくことが、本当の意味での根本解決となります。過去のパターンを握らずに、今現在の自分は何を望んでいるのか、どんな選択をしたいと願っているのかを感じて選ぶ、自由な選択肢を持ちましょう。

愛されることを求める自分になっても大丈夫。好意を受け取る自分になっても大丈夫。その実感を深める道のりは、自分から愛していく。心を開いていく。そんな勇気を使うことでもあります。より楽しく生きる勇気を、喜びの中から使っていきたいものですね☆

 

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