- 幸せを感じると心がギュッと苦しくなる
- 想いに反して心を満たすことにブレーキをかけてしまう
- 幸せなんて望まない方がいい、と自己暗示をかけてしまう
- 喜びを感じると、悪いことをしてるようで心が重くなる
こんな重さを持っている方へ。
幸せに抵抗してしまう事情は色々ですが、この記事は幸せ恐怖の背景に「自分よりも他者の価値基準に合わせるべき」という感覚がある人に焦点を当てた内容です。
周囲に合わせて自分の個性や感性を潰さなければいけなかった人、自分に蓋しないと嫌なことが起きるという不安にかられる人の気づきのヒントとなれば嬉しいです。
※愛されるのが苦しくなる心理についてはこちら
安心・心地よさ・満たされる感覚に抵抗や罪悪感がわく辛さは、周囲に理解されにくいこともあり一人で生きづらさを抱えてしまいがちです。そんな自分を変えるために「自分を閉ざすのはもうやめよう」と努力するものの、安心して自分の好みや感性を肯定できなければ、なかなか自分を満たす選択は出来ないものです。
本当の意味で幸せ恐怖症から脱出するためには、自分を喜ばせる選択をする前に、自分を閉ざさなくても安心していられる心の安全基地が必要です。
そのためには、心の傷を癒すことが必要だし、癒しと並行して自分の自然体な感覚・感触がどんなものか感覚を取り戻すトレーニングも大切。そして、なかなか注目されないことではありますが、自分の感覚や感触をただ実感するだけでなく、それらの「素晴らしさ」を心で思い出していくことも大切です。人に褒められて自信を持つだけではなくて(それも大事ですが)、自分で気づいて心底納得する力を育てていくと枯渇していた「大丈夫感」を実感できるようになります。
他者との比較によってうまれる価値基準と共に暮らしている私たち。子どもの頃は親や学校、大人になれば職場やコミニティなどの評価が付きまとい生活にも影響しますよね。だからこそ、どれが自分の「純粋な感覚」なのかよくわからなくなってしまうもの。
自分の幸せに抵抗・罪悪感を感じて他者の価値基準に合わせてきた人は、誰かを想って慈しんだり、何かを想って愛おしんだ足跡を内観してみてください。
幸せ恐怖を内観した方のご感想
※内観サポートの内容はお一人お一人状況に合わせて行います。
自由に楽しんでいても、常に付きまとっていた負い目がずいぶん楽になりました。今は自分を優先することに罪悪感がなくなりました。それは、自分を優先できるようになることが、他者を粗末にすることではなく、むしろ心からの思いやりと優しさで向き合えることなんだと実感できるまで丁寧にサポートして頂いたからだと思います。頭でわかってるのとこの納得があるのでは安心が全然違う。コミュニケーションが得意じゃない私でも、人付き合いが前より楽で温かく感じます。
子どもの頃から親の好みに逆らえず自分の意思を出せませんでした。だしても良いことがないし、諦めないと辛かったので、自分を閉ざしてる自覚もなく生きてました。でも、別の悩みが起きたときに、結局はこの抵抗感・罪悪感が全部関係知ることに気づき、ちゃんと内観を習って自分に優しく向き合いたいと思いました。自分では手が届かなかった悲しみがほどけ、体も楽になり仕事も楽しいです。
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