この記事は以下に当てはまる方にオススメ
- 幸せを感じると心がギュッと苦しくなる
- 想いに反して人の好意を避けてしまう
- 辛い思いをする位なら、はじめから幸せなんて望まない方がいい
- 目の前に問題があるわけじゃないのに、幸せを失う不安で心が重くなる
- 喜びを感じると、悪いことをしてるような負い目・罪悪感を感じる
無意識的に幸せを拒んでしまう
幸せを拒ませる背景には幼少期に形成した価値観や信念、過去から現在までの経験やトラウマが影響していると言われています。それらはなんとなく自覚できる感覚もありますが、自覚せず知らぬ間に信じ込んでいる自己設定が多く自分を苦しめてしまいます。
例えば…
- 自分は幸せになる資格がない
- 自分らしさを出すと周りが悲しむ
- 自分のせいで親が犠牲・負担になってる
- 幸せになったら怖い目に遭う
- 幸せ=幸せの崩壊=恐怖
このように幸せになりたい一方で幸せが近づくと不安に襲われたり、幸せな状態でありながら、心地よさを安心して感じることが出来ず苦しい状態を保とうとする心身状況です。
恐怖・抵抗を手放す前に必要なこと
【幸せ恐怖】を手放すということは、これまで慣れ親しんだ「抵抗感・警戒状態」から新境地である「安心感・安全感」に移行するということです。そのためには脳が新たな情報を処理し受け入れる準備が必要です。
頭では幸せになりたい、幸せになっていいんだ!と思っていても、心の奥や体が記憶したトラウマが反応して心地よさを体験することに強い恐怖・抵抗が湧くことがあります。
多くの場合、心地よさに抵抗するなんて不本意なことがあるわけがないと信じていますので、湧き上がる恐怖や抵抗をどう扱えばよいかわからず蓋を閉めて鎮めるしかないというのが実情ではないでしょうか。
しかし、その恐怖感情をないがしろにしてしまうと、幸せ恐怖・幸せ拒否のパターンが強化されることもあります。頭で考えていることとは裏腹な感情が生まれてくるのは全く珍しいことではなく、自分の内面に何が起きているか理解できることでラクになっていきます。
心の仕組みや内観のやり方を学んで、どうしようもなかった葛藤や苦しみにも温かく寄り添ってゆるめていきましょう。
幸せ恐怖症を手放す内観プロセス
具体的な内容はお一人お一人異なりますので、ザックリとした流れのご紹介をします。
- 幸せを感じるのが怖い。という感覚がわく・感じることを認める
- 頭でわかっていても心がついてこない感覚について理解を深める
- 変化することへの抵抗・恐怖・警戒などをゆるめる(安全感覚を引き出す)
- 自分を苦しめている信じ込み・囚われをリセットする(納得と共に解放される)
- 安心を感じるとはどういうことか、感覚的に理解する
- 安心する体験(成功体験)を増やす
これらは、お一人お一人の心や体の微細な動きに寄り添いながら状況に応じて進む必要があります。特に1~5は個別サポートを受けることをお勧めします。その上で自分でもできるコツをつかんでいくことが大切です。
幸せ恐怖から解放されたい、痛みをえぐらずに徐々にでも前に進んで変わっていきたい方は、まずは体験相談からゆっくり始めていきましょう。
link:愛されたいけれど、愛されることが怖い? 愛され恐怖症を理解して克服する内観の力
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