人に理解されなくて辛い「幸せ恐怖症」・幸せへの抵抗を克服するプロセス

幸せを求める自分と幸せを避ける自分 意識 手

人に理解されない悩み・まるで幸せ恐怖症??

  • 辛い思いをする位なら、はじめから幸せなんて望まない方がいい
  • 目の前に問題があるわけじゃないのに、幸せを失う不安で心が重くなる
  • 嬉しい!と感じたり幸せを感じると、悪いことをしてるような負い目を感じる

 

幸せを感じると心がギュッと苦しくなる人や、幸せが近づくと想いに反して望まない方向へ進めてしまう人は、幸せになることに無意識の抵抗をしているかもしれません。

関連:愛されると苦しくなる理由

なぜ幸せを拒むのか

この記事を読んでいるあなたは、生きづらさの原因は生まれ育った家庭環境が影響している、なんて話は耳にタコかもしれませんが、ここでもやっぱりそんなお話をさせてくださいね。

私達は養育環境と自身の体質・気質の影響をうけて価値観や信念を形成します。ポジティブな信じ込み・ネガティブな信じ込み、混ざり合ったものなど沢山ありますが、そんなつもりはないのに…と思うような、自分を苦しめるもの・自己矛盾を起こしてしまう信念(強い信じ込み・価値観設定)も存在します。

例えば…

  • 幸せが目の前にあるけれど、自分は幸せになる資格がない
  • 幸せになりたいけれど、自分が幸せになると周りを不幸にする、悲しませる
  • 自分の喜びは誰かの犠牲の上にある。だから自分の願いを持ってはいけない
  • 自分が幸せになったら恨まれる。だから幸せになるのが怖い
  • 気を抜くと幸せが壊れる(壊される)万全な状態を作るまで幸せになるわけにはいかない

など、潜在意識が幸せになることに抵抗している場合があります。すると、想いに反して、嬉しいことや望んでいたことが起こると心の奥では強い恐怖感情・嫌悪感がわくんですね。当然、その感情に触れるのは苦しいので、望む状況・喜びを自ら遠ざけて強い恐怖から身を守っています。

 

恐怖・抵抗と向き合う心の準備も大切

幸せ恐怖を手放すということは、これまで慣れ親しんだ「抵抗感」から新境地である「安心感・幸福感」に移行するということ。それが良いことだと頭では理解しているのに、心の奥では強い恐怖感情がわいてソワソワ・ザワザワすることも少なくありません。この感情をないがしろにしてしまうと、かえって抵抗感が強化されることもあります。

湧き上がる不安や恐怖の度合いは人によって様々。セラピストからの軽い言葉がけでフッとラクになる方もいますが、必ずしもそうとは限りません。

例えば、これまで自分の本音の吐きどころがなく、怒り感情を理性で溜め込むしかなかった場合、頭では幸せ恐怖を克服ししたいのに、体が震えたりお腹が苦しくなったり、消えてしまいたくなるような強い恐怖で頭が真っ白になってしまう場合もあります。(←てことを、こうして事前に知っておくだけで自分で必要なブレーキをかけれるから安心してね。)

私達は安心感とか安定感といった温かい感覚でいたい生き物です。しかし、人によってはそうしたポジティブな感覚をイメージしてもまるでピンとこない、むしろ安心感てどういう感覚かわからない、というケースも多いです。また、セラピーやカウンセリングで「子どもの頃の楽しい気持ちを思い出してみてください」とか「温かい光に包まれて安心している自分をイメージしてみましょう」といったワークを実践してみたら、なぜが黒い煙に巻かれとるような不安や恐怖が湧いてきて、安心どころかパニックになってしまう、という場合も少なくありません。感情とは表裏一体なので、ポジティブに触れようとすると、対極のネガティブ感情もわいてしまっている状態です。

大切なことは、幸せになることや安心感を感じる不安や怖さに寄り添うプロセスを入れることです。案外このステップは重要視されることが少なく、一般的には幸せになろうとする結果ばかりを追いかけてしまう傾向があります。今ここにわいている感情が不安や怖さであるならば、その感情を無視したり悪者扱いせず、そう感じるに至る心身の状態であることを理解してあげることがとても大切なのです。

つまり、幸せが恐怖症の苦しさを抱えて生きてきた人にとっては、いきなり安心感を目指すより、不安をわかってあげる方が安心できるケースも多いということです(詳細は人それぞれ異なります)。こんなふうに、まずは心の中にため込んできたネガティブ感情を消化していくことが、幸せ恐怖の克服となります。

ネガティブ感情を持っていることに対して偏見や批判的な判断をしないために、予備知識を持っておくことも重要です。自分を苦しめている嫌な感情も、考え癖も、長年の信念も、これまでの自分を守るためにうまれた心の反応です。実践的な内観を重ねて、小さな安心・安全の実感=納得できる実績を増やすことがスムーズに幸せ恐怖から解放されるポイントです。

 

幸せに対する恐怖・抵抗を手放すための内観プロセス

具体的な内容はお一人お一人異なりますので、ザックリとした流れのご紹介をします。

STEP
自分が感じている幸せへの恐怖・抵抗感、そう感じているきた事実を心底認める。

「不安、怖さ、抵抗感に自覚があるとしても、そう感じている事実を容認したくない、この不安感は偽物で、実はそこまで怖がっていない気もする…。」といったかんじで、自分が実際に実感しているネガティブ感情を「そう感じている」と認めたくない気持ちはありませんか?

実際に感じていることを、感じていないことにしてしまうのは人間の習性としてよくあることです。しかし、感じていることを、感じていると認めることが出来ると、そこから「感じているこれを軽くしていく」という段階に進むことが出来ます。

手放していきたい感情を手放すときに重要なのは、どんな気持ちが湧いていても、何種類の気持ちが湧いても、それらすべてをないがしろにせずに、認めることが大切です。

※口で言うのは簡単ですが、「認める」とはどういうことを指しているのか人によって解釈が様々です。感覚的にコツをつかみたい方は、内観サポートを受けながら丁寧に進めていきましょう→体験相談はこちら

 

  
 
STEP2 
自分のパターンを理解して、苦しい感情を和らげる

どんな状況になると苦しくなるのか、パターンを把握していくと心が少し楽になり、場合によってはそのパターンから解放されます。自動で湧き上がる思考や感情、自分の中で何が起きているのかを明確に(文字にして)理解することで、着実に変化していきます。

例 

  • 好きな人が出来ると、好きにならないように感情をセーブしなければ、と焦る
  • 恋愛感情を向けられると、嬉しい反面、心の平和を壊されそうな嫌悪感が湧く
  • 夢や目標を行動に移そうとすると、恥をかく恐怖や諦めなければいけない状況になるのが怖くて活力を失う
  • 他人を優先出来ているか注意深くなり、自分の意見を出したい反面、出すと後悔で落ち込む
  • 楽しいこと、嬉しいことがあると心がザワツき、「こんなに辛かったのだから受け取る資格がある」と証明したくなる

あなたの場合はどんな幸せ恐怖パターンを持っているでしょうか

 
 
 
STEP3
幸せを避けることで得たものを理解する

不本意な幸せ恐怖も、そこに恐怖反応が湧く理由があります。その理由は、人それぞれ異なりますが「幸せを感じてしまうと苦しむリスクがある。もうこれ以上は耐えられない。その苦しみを味わう位なら幸せを選ばない方が絶望せずに済む」というような場合が多いのではないでしょうか。

本気を諦めないために、本気の手前で諦める。絶望しないために、願望を捨てる。など、避けたい事、絶対に守り抜きたいものがあるからこそ、いばらの道を選ばざるを得ない、という心理状況になっている場合も少なくありません。

人生のどこかで信じざるを得なかった「そうなるに決まってる」という決めつけは、大なり小なり誰の心の中にもあるでしょう。そうに違いないと心を痛めた、その痛みが癒えることで、「そうなるに決まってると思っていたから怖かったんだな…。」と肩の力が抜けていく(解放される)のを実感できます。

 
 
STEP4
ため込んだ感情を解放・浄化する

ここでお伝えする感情の解放・浄化は、感情的になって爆発させる、という意味ではありません。俯瞰(ふかん)の視点に立って、安心安全を実感する感情開放を行いましょう。

(やり方は内観講座でお伝えしています。解放の実践は個人セッション又は内観研究室でサポート致します。※体験相談はこちら

 
 
 
STEP5
安心して本音を語れる場所で成功体験を増やす

自ら幸せを遠ざける選択をしてしまう人は、心と行動が裏腹なため他人に理解してもらうことが難しい場合があります。仲良くしていた人に突然冷たい態度をしたり、自分から近寄って行ったはずなのに仲良くなったら拒絶したり・・・。

それもこれも「不安」だからではないでしょうか。その不安を理解してもらえる関係の中で、不安が出てきたときに「不安だ」と意思表示してみる。そして、拒否したくなった時に「拒否したくなる」と意思表示してみる。いきなりは難しく感じる方もいるかもしれませんが、少しずつでもOK。大事なことは、この実践だけを優先するのではなく、心理状況を内観し気づきを深めながら成功体験を重ねていきましょう。

 
 

自分で自分を救ってあげたい方という気持ちが、いつでも今この瞬間をスタート地点にしてくれます。内観にご興味ある方は、内観をはじめる前にまずは体験相談で心をほぐすところから始めましょう。

 

 

 

 

 

 

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