自分のやりたいことがわからなくなる時、自分にフィットする答えを見出す内観法

「自分のやりたいこと」と言っても、それが「生きがい」の意味を指してるのか、職業のことなのか、言葉の景色は人によって大きく違います。

 

この記事では、一例として「今後の職業選択も含め、自分の心が満たされるような打ち込める何かがわかりたい」という意味合いでお話していきますね。

 

やりたい選択肢が見当たらない

選択に迷う女性/Aこれは無いな、B心潰れちゃいそう、C出来ると思えない・・・/心の声「マイナス思考が悪いのかな」「もっとイイ選択肢が欲しい」「どうしよう自分の気持がわからない」「とはいえこのままはもう限界…」モヤモヤを内観

現状を変えたい。でも、「これなら!」っていう選択肢が見当たらない。思いつくものはどれもしっくりこない。

そんな時は、内観すると自分に合う選択肢を増やしたり自分にフィットする答えを見出せるようになります。

 

自分にフィットする答えを見出す内観

まずは、現在地を把握しましょう。現在地というのは、漠然とした「やりたいことがわからない」をもっと具体的に把握する感じです。

最初からバシッと気持ちを整理整頓されて見えるわけではないので、はじめは心境を人に打ち明けるように書き出してみのもOK。

 

心境を書き出す例
「今の仕事は体力的にハード過ぎる。仕事自体は嫌いじゃないけど、若い子が多くて足手まといになるのもやだし・・・そろそろ体力も精神的にもしんどくなってきた」


「このままの延長で仕事するのってどうなんだろう。もっとやりがい感じたことしたいけど、強い意志も自信もないしなぁ…」

 

こんなふうに、心境をセリフのように書き出すだけでも、文章から「不安、焦り、迷い」などの感情がくみ取れますよね。

 

個性をつぶさないで内観するにはフィット感が大事

次は、一体何がこんなに不安にさせるのか。さらに具体化してみましょう。感覚のニュアンスをくみ取るように「どう感じてるか」意識を向けてみてください。

内観して不安な気持を掘り下げる女性(自分の気持がわからなくなる時の不安)

ほんの一例ではありますが、実際によくある心の中のつぶやきをご紹介しますね。

心の中のつぶやき例

「本当にこれでいいのか将来の目処がないことが怖い。今の職場は経済的に安定するけど人間関係が嫌。このまま周りの目も気にし続けるのはもう限界。」


「人に喜ばれることを優先して選んできたけど、本当にやりたいことではない気がする。自分のやりたいことが何なのかわかりたい。」


「もっと自分の個性や才能を活かしたい。自分にはその可能性があると思ってるけど、こんな私がそんなこと思うなんて人にバレたくないから相談できない。でも、このまま終わるのは嫌だな・・・周りはどんどん好きなことで起業してるのに・・・

 

不安で焦ってる時は、早く納得いく答えにたどり着きたくなるもの。どうしても「どうすべきか」に意識を向買ってしまいます。しかし

不安や焦りを丁寧にないかんすると、何に不安・焦りを感じ、どんな「当たり前」を持っているか等オリジナリティが詰まっています。このオリジナリティに気づく程、心が張り切れるような「やりたいこと」を見つけやすいです。

オリジナリティに気づきにくい内観例
  • 不安や焦りから逃れたい衝動(自己防衛)で、気持ちの把握をこばむ
  • 「こう思っていたい」「私はきっとこうなんだ」という強い意志によって、不安・焦り・恐れと向き合うことが出来ず、前向きでありながらも常にビクビク警戒心を持ちながら進もうとする

自己防衛が働くことは自然な現象でおかしなことではありません。心と身体の仕組みを理解して、自己防衛も大事にしながら、【自分との繋がりを育む】ことが大切です。

 

自分なりの答えに近づく内観をするには

自分にあう選択肢を見出すには、特技を活かして出来ることや、得意とまではいかないけど「これなら苦じゃない」ような何かだと考える人も多いですが、それだけでは、自分にフィットするような答えにはたどり着きません。なぜならアバウトすぎるからなんです。

よく聞く内観のやり方としては、

【自分が思ってることや感じていることを書き出して、なぜそう思ったのか、なぜそう感じるのか、誰に植え付けられた価値観なのか、親か、先生か、、、これって今はもう必要ないトラワレだよね。トラワレが無いとしたら何がしたい?それをやるにはどうしたらいい?】みたいな流れが一般的。

TrueFaceの内観プログラムもこのような流れで内観することもあります。でも、一つ一つの進み方がめちゃくちゃ遅いのが特徴です。繊細な隙間に潜む情報にも重要なメッセージが眠ってることもよくあるし、ひとつの心の動きをとっても膨大な情報量があるからなんです。たとえば

「もうこんな、やっても仕方がないことを頑張るの嫌になった」というたった一行、数十秒で読み終わる気持ちでも場合によっては20分くらいかけて丁寧に内観します。すると

一番初めは「まぁ、こういうもんだから仕方がないんだけどさぁ」なんて余裕ある口調で話していたことも、5分後には怒りに変わり、10分後には悲しみに変わり、15分後には泣き笑いに変わり、20分後には感動で言葉を失うほどの「本当に気持ち」にたどり着く、なんてこともあるんですよ。

このプロセスの中には、無自覚だった心の傷に気づき、痛みに気づき、強がりに気づき、弱さを許し、願いに気づき、本当の痛みに気づき、根っこにあった愛を感じるなにかに気づき、その傷が癒され、たと思いきやそれでも終わらず、そのまた奥には自分自身の愛が待っていたと気づく、な~んて感じで、気づきが沢山詰まっています。

こうした丁寧な内観をするには、答えを早急に求める焦りをゆるめる内観も必要。見たくない自分にも温かい目を向けて向き合うご意思も必須です。やること自体は「自分と対話する」ですが、その場に生まれる流れに身を任せ対応できる「意識・知識・感度」も必要です。

 

仕事を辞めるか迷っていたAさん

やりたいことがわからなくなる内向的な女性「アクティブじゃないとダメなのかな」「私のままじゃダメなんだろうな」
内観のご感想

安定した職業なので簡単にやめようと考えていたわけではないけど、体力的にも精神的にもしんどくて何年も迷ってた。

時代が「自分らしく生きて良い」という雰囲気になったこともあり、心のこと、自分の生きづらさのことに関心がわいた。真剣に向き合えば私ももっと可能性が広がると思いました。色んなネット情報をみて試したけど、いわゆる「自由に生きてる人」のような強さは自分にはなくて自信のなさにガッカリしてました。でも

紀子さんのもとで内観を学べたお陰で、あの時ネットの情報に流されて感情的に仕事を辞めなくて本当に良かったと思います。ちゃんと自分のフィット感で、やめる理由も、やめるタイミングも決めれたことが大きな自信になった。決めたときはすごく前向きだったし、結局今は本当にやりたいことをやって充実してます。

 

本当にやりたいことを発揮したかったBさん

自分の感覚に自信を持てなかった女性が内観でたどり着いた「まさにこれが自分の気持ち」という嬉し涙

特別何かに不満があったわけじゃないけど、幸せを受け取り切れないブレーキ感がずっとありました。いわゆるアダルトチルドレンとか愛着障害とかに当てはまる感じ。自信が無くて、自分の感覚を信じれなかった。何がしたいのか、自分の本音ってどれなのかわからなかった。でも内観やノートワークが習慣になって少しずつ自分の気持がわかるようになりました。

表現しきれない私ならではの気持をドンピシャで言葉にしてもらえたり、なかなかわかってもらえないような小さな気持ちも丁寧に観る感覚を得て、本当に自分らしいやりたいことって何なのかにたどり着いたら、ずっと願ってた夢に再会できた。

 

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