内観はスピリチュアルなのか
内観とは自分の感じている事、思っていることを俯瞰し丁寧な心の扱いをして、より楽しく人生を生きること。やっていることはとてもシンプルです。たまに、それはスピリチュアルなのか、と質問をいただくことがあるのですが、私の個人的なお返事としては半分YES、半分NOと応えます。
TrueFaceでお伝えしている内観のやり方は、現実的な心の実感を重視しているため、非現実的な意味をつけて自分を納得させるようなことはしません。また、自分より大きな存在に正解を求め、それに従わなければ不幸になるというような判断基準や、悩みや出来事にスピリチュアルな意味を加えるような解説もしません。
といいつつ、心と向き合う大前提として、宇宙をテーマにしたお話もしますし、ご縁や繋がり、説明できないフシギなど、目には見えない感覚的なものも、大切にしています。それをどの程度採用するかも人それぞれでOK。
内観して自分の本質に気づいたり、自分を大切にする感覚を深めたり、自分を生きる喜びや感謝のエネルギーを広げていく。その過程で、スピリチュアリティを強く実感する人もいれば、スピリチュアルには興味がないけれど心の奥に響く感動を追求し、目に見えない力を信頼しながら生きる人もいて、趣味嗜好によって選ぶ言葉や表現が違うだけだと思っています。
内観すると直感やシンクロが増える
内観は、感情や思考の元になっている潜在意識を顕在化していきます。また、目を開いたときに見える事象を、少し離れたところから客観的にみる「俯瞰力」「メタ認知力」を使います。そのためか、自然と直観力が高まったりヒラメキが起きやすくなります。
その感覚は「自分は今こういうリズムの中にいるんだろうな」とか「今までの自分なら選ばないだろうけど、こういう選択もしてみようかな」など、自然とやっている・感じていることが、占星術や様々な占いの観点から観るアドバイスと一致していた、なんてこともよくあります。
それが面白く感じて占いやスピリチュアルなワークを学び深める人もいるし、自分にはもう占いも自己啓発も必要なくなったと感じる人もいます。どんなニュアンスでとらえるかは人それぞれ、ご自身の感性で楽しい内観ライフを送っていただきたいと思います。
内観の目的は自分を知ること・自分を生きること
内観は、アセンションするため・才能開花するため・願いを実現させ成功するために行うものではありません。内観の目的は、70億分の1の自分を知り、大切にするためです。その結果として嬉しいことや人生が好転することは多々ありますが、内観そのものはとてもシンプルな目的で実践するからこそ、深い実感を得られるように感じています。
楽しく丁寧に生きることや心の学びや気づきにご興味ある方は、一緒に温かい内観ライフをはじめましょう。