心と向き合う内観のポイント/魂を生きる内観ライフ

内観(自分の心と向き合う)時にはいくつかのポイントがあります。この記事では、内観をする時に押さえておきたいチェックポイントを大まかにご紹介します。

内観のポイント① 正直な気持ちを見る

普段表に出さないようなブラックな気持ちや、人には言わないような感情的な気持ちも、そのあるがままの状態を「そう思っている」のだと認めましょう。

こころのなかに存在しているネガティブな感情を否定的に捉えたまま自分と向き合うと、○○と思ってる私は受け入れられるけど、△△と考えるなんてダメだよな、と言った感じで、自分が許容できる自分しか向き合うことが出来ません。それでは気づき、許し、感動を得られるような深い内観にはなりません。心の中でどう思っていてもOK。

 

内観ポイント② 知識の型にはめ込まない

内観をする際には心の仕組みを知っていることで、楽しくスムーズに内観が出来る意識となります。しかし、実際に内観を実践する時、自分自身の心に問いを立てる時には知識を持ちこまずにただ静かに心の反応観耳を傾けることも非常に重要です。なぜなら、知っている知識が色眼鏡となって自分でも気づかないうちに、ありのままの心の反応に寄り添えなくなってしまうことがあるからです。

内観のサポートをしていてよくあるのは、お客様が学んできた知識が自分そのものとして癒着し過ぎて「私=○○」といった概念を強化するがあまり、シンプルに自分に問う、耳を傾けるということが難しくなっている場合があります。そういった場合、悩みの度合いを強めてからようやく自分を問う意識になったり、突発的な出来事で思考がクラッシュするような状態になったのをきっかけに「私=○○」の癒着が剥がれることがあります。それはそれで、気づきの体験とも言えますが、そうした刺激の強さがなくとも、単純に内観の本質的目的「自分を観る・知る・寄り添うだけ」のシンプルさに立ち返るだけで非常に有効かつリスクもない気づきのヒントになります。

 

内観ポイント③ ゴール設定をしない

内観をやってみたいと関心を持つのは、内面的な変化・成長を求めている時ですよね。多くの場合、悩みから解放されてラクになりたい時や、今後の生き方・方向性についてじっくり丁寧に考えたい時、価値観や人生観の変化を感じている時ではないでしょうか。

だからこそ、「こんなふうになったらいいな」と良い変化を期待するのは当然です。こうした希望はとても大切なことなので持っていてほしいのですが、それが内観ゴール設定にならないようにしましょう。内観した結果に目標を持ち過ぎると、無意識領域に持っているブレーキ感情に気づけなかったり、必要な理解を深めることが難しくなります。前に進みたい意識だけが先立って、ブレーキ感情を無意識にかき消してしまうからです。しかし無意識のブレーキ感情が実際に消えているわけではないので、前に進みたいのに進めない、なんとも心が落ち着かないような状態のまま堂々巡りになりやすくなります。

このような自己矛盾は、人間の習性としてよくあることでおかしなことでもないし、間違っている事でもありません。ただ、無意識に発動する習性なので、内観ポートを受けて学びを向か目ていただくと自分でやる内観もスムーズになります。

関連:潜在意識が変わらないのは納得感がないから/内観セラピーで生きづらさから解放される

 

優しい内観ライフを楽しもう

人類70億人と言われていますが、あなたは70億分の1の自分を知っているでしょうか。TrueFaceではお客様の気づきの力を引き出して魂を生きる内観ライフをご提案しています。

今でこそ「内観する」という言葉は聞き慣れた方が多いかもしれませんが、内観を使った心理療法「内観療法」というものをご存じでしょうか。お寺をはじめ病院などで実施されている有名な心理療法です。この内観療法がメンタルケアに効果的であることや、深い気づきに至る方が多いことから、病気の有無にかかわらず精神修行のような感覚で一般の方もお寺に出向いて内観サポートを受ける人もいます。

内観療法は、1週間住み込み、朝から夜まで1日中ひとり用の仕切り壁の中で内観をします。数時間おきに面談サポートを受けながら、規定項目に沿って幼少期から今に至るまでの振り返りをします。これだけ聞くとかなりハードルが高いスタイルですが、そこでの気づきの深さに感動される方も多いでしょう。

しかし、当店でお伝えしている内観スタイルはカジュアルです。泊まり込みも仕切り壁もありません。気楽に楽しく、しかしマジメにマニアックに。内観とは一時的に行う行為ではなく生き方そのもので在ることをお伝えしています心の仕組みを学びながら内観力と気づきの力を高め、質の高い内観を日常的に活かしましょう。

 

 

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