【セルフコンパッション×内観】自分と向き合う「やり方」よりも「在り方」で変わる

「自分を変えたいなら、変わる覚悟が大事」「すべては自分が選んでる」そんな言葉を目にして、気持ちがすり減ってしまうことはありませんか?

「自分と向き合うしかない」
「自分が変わるしかない」――そんなことは分かってる。でも

世の中にあふれている方法論やアプローチは、ビジネスライクだったりスピリチュアル色が強すぎて、心にフィットしない。

そんな方に向けて、この記事では

内面的な探求で気づきを深めながら成長する。そんな向き合い方をお伝えしています。

 

自分と向き合う「やり方」より「在り方」が大事

変化を求めている時は「どうすれば変わるか」=「変化する方法」に傾倒し過ぎてしまうことがあります。

心と向き合う時も、内観のやり方、ノートの書き方、自分への質問の仕方…「やり方」ばかりに傾倒し過ぎて、プロセスが薄っぺらくなってしまいがち。

自分の心と向き合うときは、第一に「心と向き合う姿勢=在り方」に注目しましょう。

 

【セルフコンパッション】温かく自分と向き合う

自分と向き合うには、「セルフコンパッション=自分に対して温かい目線を向ける」が大切です。

セルフコンパッションとは、自分のポジティブな側面もネガティブな側面も、どんな状態の自分で在ろうとも、批判なく受容し、理解を示す態度です。

 

自分を甘やかすってこと?

「自分に対して温かい目線を向ける」という考え方は、「甘えすぎじゃない?」と誤解されることがあります。しかし、自分を温かく受容することを「甘え」と誤解してしまうのは、すこし危険な解釈のように思います。

自分の非を正当化するのではなく、良い悪いの審査をしない観察者の視座で内観しましょう。

 

温かく自分を見るってどんな感覚?

温かく心と向き合う感覚を解説します。(イメージとして受け取って下さいね☆)

ご紹介するシーンを思い浮かべながら読んでください。

 

まずは、「他者に対して温かいまなざしを向けている時の感覚」を思い出してみましょう

大切な人の悩みを聞くときの心境

  • 相手の気持ちを否定せず聞いてあげたくなる。
  • 辛さを抱えている相手を温かく見守り、抱えきれない感情を受け止めてあげたくなる。
  • 相手の事情に対して余計なアドバイスをせず「そうだったんだね」と寄り添いたくなる。 など

セルフコンパッション 内観 思いやり 寄り添い 傾聴

つぎは、

人と意見が合わないとき、「モヤモヤしながらも相手に合わせてしまう時の感覚」を思い出してみてください

相手を優先して、自分が折れる時の心境

  • 納得いかないけど、私が受け入れれば丸く収まるだろう…
  • イラっとするけど、悪気はないだろうから飲み込もう…
  • 違和感あるけど、私が間違ってるんだろうから…内観 セルフコンパッション

さいごは、自分の内面にある不安やイライラを無理やり振り払おうとする感覚を思い出してみましょう
内観 セルフコンパッション やり方

自分と向き合う時は、他者に対して温かいまなざしを向けている時と同じ感覚で、自分の心の反応に目を向け耳を傾けましょう。

内観 セルフコンパッション やり方より在り方

特に、心の影の部分=ネガティブな感情・心の癖に着目して「こう感じているな」と観察します。

 

内面的な変化とは

湧き上がる感情を否定しないだけでも、気持ちがちょっと軽くなります。

でも、それだけでは根本的な解決にはならず、時間が経つと同じモヤモヤを繰り返してしまうものですよね。

表面的な感情を処理するだけでなく、自分の内面としっかりと向き合うことで過去の傷が癒されたり、「気づき」が得られます。内面的な変化は、自然と外面的な変化にも繋がっていきます。

 

内観あるある

自分を知りたい 自分がわからなくなる 内観行動主義の自己暗示から解放された

自分を変えたくて、自己啓発やビジネス系の情報を見ながら一喜一憂していました。でも、形だけ追っても心を整えないと何をしても同じな気がして、内観を学びたいと思いました。

今までは「行動を起こさなきゃ」というプレッシャーに悩んでいましたが、内観をはじめてからは、自分の傷や、本当にやりたいことに気づけるようになりました。自分の気持がわかるって、心の奥がジンワリ温かいです。

今は「行動出来てない自分はダサい」という自己暗示からも解放され、行動する・しないを納得して楽しんでます。

 

 

内観のポイント

過去の傷を癒して、「気づき」が起きる内観をするには以下の3つがポイントです。

①セルフコンパッション(内観の姿勢)

「自分に優しい姿勢で耳を傾ける」この心構え(姿勢)が基本となります。

②予備知識をつける

心の傷を癒すためには、あらかじめ心や体がどのような動きをしているかを知っておくことが大切です。

心の防御機能・例

「体験の回避」

過去のつらい体験が原因で、似た状況を無意識に避けてしまうことがよくあります。
これを知るだけでも、行動に意味が見えてきます。


私は意見を言うのが極端に苦手でした。仕事で自分がリーダー的な立場になる場面でも、周りの人の意見を全部聞いて、自分の意見が誰かを傷つけないか確認してからでないと言えず、情けなく感じていました。

子どもの頃の両親のケンカが影響しているという自覚はありましたが、自覚しても変われず…。

温かく自分と向き合う姿勢や心の仕組みを学んだら、今まで見ようとしなかった自分の怒りを受け入れられるようになって、核となる想い「愛されたい、愛しているという感覚」がわかりましたこの温かい感覚に戻れるようになってから、本当に言いたいことが明確になり、相手にも素直に伝えられるようになったんです

 

③臨機応変な質問力

「自分への質問」を通じてさらに深い内面にアクセスします。

表面的な感情処理ではなく、自分に質問をしてポイントを掘り下げたり、心の中の固まりを慎重に噛み砕いて「小さな安心」「小さな気づき」を積み重ねながら、臨機応変に進めてくことが大切です。

 

内観プログラム

 

セルフコンパッションで内観した声・実例

自己受容と変化の実感

人に見られたくない部分、自信を持てずにいる部分を「仕方がない」「これも私の一部なんだ」と受け入れていたつもりだったけど、本当は誰かにわかって欲しかった、一人で抱えているのは苦しかったし心細かったことに気づいて、ほっとしました。何かが溶け始めた感覚理想としては全く問題ない状態に戻ればいいけれど、そこを目指さなくていいと思えるようになってから、歯車が動き出しました。

よく「結局は自分が自分と向き合うことが重要だ」といいますが、まさにその体験をしています。今まで以上に仲良くなって、自分もみんなもそれぞれで素晴らしいことを心から実感し感動することが増えました


本質的な自己理解と温かい気持ち

もっとラクな生き方をしたい気持ちと、今まで大事にしてきたものを中途半端にしたくない気持ちとが平行線で、モヤモヤしてました。一番大切なことは自分にとってはあまりにも当たり前で、伴走していただかなければ自分では絶対に気づけなかったと思います。自分の気持を再認識して、言葉が出ない温かい気持ちになりました。自分を愛おしく感じますここからはこの温かい気持ちで、自分と関わって下さる方に恩返ししていきたいです。


感情の変化と、喜びの実感

もっと自分を大切に生きたいと思い内観をはじめました。繊細な向き合い方を重ねるたびに、何を恐れて、どんな緊張を持っていたのかわかり内側が柔らかく感じます。家族といるときや職場でも、今までならイライラしていた場面で、イライラしない、イライラしても俯瞰できる、しんどい時も落ち着くところまで見届けられる、この実感は大きな自信となりました。

自分を知る温かさは想像以上で意識を自分の中心に戻すことで、自分にもこんな感覚があるんだなという驚きと、そうだよ、ずっとこうしたかったじゃないかというちょっと歯がゆいような喜びと、どちらも大切に味わってます。

 

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