心の奥底にある感情や思い込みに気づけず、もやもやとした気持ちが残ってしまうことがあります。
内観といえば「ハッと気づいてスッキリする」ことが注目されがちですが、それは一つの側面に過ぎません。実際にはもっと深いプロセスが存在します。
長年抱えてきた生きづらさや心の重さは、単に特定の思い込みを発見するだけでは解消されないことがあります(個人差があります)。
心と体の緊張感に気づくことが大切
クライアントさんとのセッションは、心の奥に隠れているトリガーを見つけるだけでなく、心や体の微細な揺らぎに寄り添い、潜在的な緊張感や警戒心に気づくことが変化のきっかけになることが多いです。
しかし、心と向き合う基本姿勢として、緊張感やコワバリを悪者だと思ってしまうと、「悪いものを見つけないと良くならない」という緊張が無くなりません。
こうした、複雑さを理解することも気づきの一助となります。
ジワジワ変化する場合もある
心の変化は、徐々に訪れる場合もあります。
「小さな変化の実感」「積み重ね」は、心の基盤となりどっしりとした安心感が育ちます。そして、自信にも繋がります。
派手な手ごたえはない中、ある瞬間に「こんなに変わったんだなぁ」と変化を実感し感動することもあります。
心の重さが簡単には消えないとき、自分を責めることもあるかもしれませんが、その責めさえも受け止めてあげる温かい俯瞰の積み重ね通じて、深い癒しを続けていきましょう。
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