心の奥底にある感情や思い込みに気づけず、もやもやとした気持ちが残ることがあります。内観において、単発的に「ハッと気づいてスッキリする」ことが目的だと解釈されがちですが、実際にはもっと深いプロセスが存在します。
長年抱えてきた生きづらさや心の重さは、単に特定の思い込みを発見するだけでは解消されません。
このような場合、心や体の微細な揺らぎに寄り添い、潜在的な緊張感や警戒心に気づくことが重要です。これらの緊張感やコワバリを悪者扱いせずに理解し、受け入れることで、「ゆるみ」が訪れます。派手な手ごたえではないかもしれませんが、手放せなかった思い込みが浮かび上がり、消化する実感は安心や自信へと繋がります。
よくあるのは、一生懸命悩みのトリガーを探している時はなかなか変化を実感できず、「トリガーを探すのではなく、こんな感覚で過ごせばいいんだな」と感覚的に内観のスタンスが腑に落ちた時にスルっと変化を実感することも多いです。
また、ジワジワと着実な感覚の変化を感じながら、ある瞬間に「こんなに変わったんだなぁ」と自分の変化や成長に感動することもあります。
心の重さが簡単には消えないとき、自分を責めることもあるかもしれませんが、その責めさえも受け止めてあげる温かい俯瞰が大切です。
このようなプロセスを通じて、深い癒しを続けていきましょうね。
時間をかけてジワジワと心や体の感覚を育てていく内観は過去を振り返ることが多いですが、このやり方が雑だと内観しても深層に気づきにくいです。
過去を振り返ると、自分の在り様が客観的に見えます。そこでハッとする気づきが起きる。この「気づき」を得たくて内観するわけですが
「過去から現在に至るまでの何がダメだったのか」と課題を見つけるスタンスで過去を振り返ったり
「思い込みさえ見抜いたらことやにダメ出ししたり、嫌なことしてきた人に意識を向けたりへの恨みを蒸し返すことが目的ではありません。
内観は自己治癒・自己変容・自己成長を促すパワフルなメンタルワークであり、「生き方・在り方」です。でも、必ずその効果を実感できるわけではありません。
効果的な内観になるためにはいくつかの条件をクリアする必要があります。
- 心と向き合う姿勢・スタンスが整っていること
- 効果的な掘り下げをする
- 心と体の仕組みに沿って、内観中に表面化する反射反応に臨機応変に対応する
これだけ見ると難しそうに見えますが、そうではありません。やること自体はとてもシンプル
●悩みの背景にある思い込みに気づきたい
●自分を苦しめている自己設定・価値観に気づきたい
↓
気づきを得たら
思い込みや自己設定を手放してスッキリ解放されると思う
↓
スッキリ解放されたら、本来の自分を取り戻して
●なりたい自分になれるはず
●理想が叶うはず
●嫌な現実が好転するはず
こんな流れを想定して内観
●
内観して「そっか、こう思い込んでいたな!」と腑に落ちてスッキリするならOK。
でも実際は、、、
こんなふうに行き詰まること、ありませんか?
これは、まだまだ気づき切れない心の奥の本音がある状態です。
無自覚の思い込みにとらわれていたり、自分の根幹を言語化しきれずに、モヤモヤが残っているような状態。もっと内観を深めていけます。
ここから先は、やり方やコツでなく「あなただけの心のツボ」に臨機応変に対応して内観する領域です。
セルフ内観とサポートを受ける違いって何?
内観はならではの言葉の景色、心の景色、大事にしている感性、無自覚の生存戦略をくみ取るのが大事です。
当サロンでは「もう自分だけで向き合っても限界な気がする。この部分とちゃんと向き合わないと、今までと同じ繰り返しな気がする。」そんな想いでサポートを受けに来られるクライアントさんと二人三脚で内観します。一緒に心の景色を見て見ると
✓ 言われてみなければ気づかなかったけど、私もずっとそう思ってた
✓ 具体的に質問されたら、まさに私の気持ちはそれだった
✓ そういわれてみれば、この気持ちを大事にしてきた など
微妙な心の隙間に潜んでいる感覚に気づき、自分との一致感を深めて本来の自分で在れる安心軸を定着させていきます。
クライアント様の声
- 観たいところをやっと観れてスッキリした
- 私以上に私の気持ちをくみ取ってもらえて面白かった。
- 手放せなかったモヤモヤの手放し方がわかった。
- 細かい気持ちも一緒に観てもらえてドンピシャなところがわかった。
- 何に苦しんでたかわかって安心した。生きづらさを癒せる感覚をつかんだ。
- 人に話すのが苦手な私でも、話が通じる、意味が伝わることに安心した。
- 本音に気づいた。肩の力が抜けて、温かい感覚。感謝が溢れた。
- ダメだと思ってたことを、愛おしいと感じるようになった。
- 自分の大事な気持ちがハッキリわかった。仕事への意識が変わった。
- 喜びを受けとる許可を出せた。
- 「自分軸で生きてる感」が濃くなった。