情熱と傷・「好き」を仕事にするときに湧いた精神的な葛藤

胸の奥になんかずっと熱いものがあるのに、それが何になるのか言えなくて胸を張れない。私はそういう時期がありました。 

私は長い間ネイリストをしていたので、一対一のお客様との空間が大好きで、ネイリストという職業にもかかわらず「爪の健康」とか「肌に合う色」よりもお客様と会話していて感じる情熱や精神的な美しさ・醸し出されている雰囲気・世界観を感じてネイルのご提案をするのが好きでした。

お客様の内面の輝きに惹かれることは決して後ろめたいことではないはずなのに、ネイリストという職業柄流行のデザインを探求しないのは怠けているのではないかと自問自答を繰り返した時期もあったし

お客様の悩みとか苦しみの部分にある儚さや独自の人生ストーリーに美しさを感じることは、ダメなこと・嫌がられることかもしれない・・・と不安で自分の感性を開示することの意味に悩み葛藤した時期もありました。

カウンセラーやセラピスト・・・私がやりたいことってなんの職業?当時は本当にやりたいことが100%当てはまる既存の職業は見当たらず、なんであれ心の奥に感じてる「好きなこと」を仕事にするにはどうしたらいいんだろう。そんな考えがよぎると

余計なことは考えず今ある仕事を全力でやろう、今ある仕事以外のことを望むなんてダメだ、贅沢だ、今の状況に失礼だ・・・そもそも心のことを仕事にするなんて私には無理なことだし、と思うこともありました。

「まだ出来てない感」「怖いことはもうしたくない感」「いまだって頑張ってるつもり・・・」「だけど本当にこのままでいいのか・・・」モヤモヤはつきない。

内観サポートをしているとそうした葛藤を自覚しているクライアント様と、ベストな着地点がなにか模索しているお話になることがあります。

この記事を読んでくれてる皆様も、自分らしく生きることに許可を出してはいるものの、どれだけこの熱と共に過ごしても片手落ちの満足がまだかよ、って顔してみてくるような感覚ってありますか?

もしも熱が放たれたい場所があるならその先まで届けにいく、そこが勇気の使い道。

道を進もうとするときにうずく傷が思っていたよりまだ痛むことに気づくこともありますが、その痛みの味方をすること、そのキズをみれることはすごく勇敢なことだと思います。

痛みと向き合うのってすごく怖いこと。だからこそ、向き合いたいお気持ちがあるときは、正直に怖いとしっかり認めることが大事。そして、自分のやりたいことや熱い想い、大切にしていることを守るときに湧き上がる痛みを自分の邪魔をする悪者って思わないでほしいのです。誰よりずっと味方だったことに気づくことがあるから。

うずく痛みは心の震えを知らせてくれます。それを綺麗事とかじゃなくて、自分が心から納得してそう思うような気づきに触れることがあります。

内観して未来を見るのも、今を見るのも、過去に聞くのも、目的はひとつしかない。自分で在ることに安心して唯一無二の本当の自分を生きること。

情熱を引っ込めてきた人たち、痛みにうずける勇気あるを人たちが、心のホームを再建築するときに、TrueFaceを見つけてくれて選んでくれて心から嬉しく光栄です。いつもありがとうございます。

普段は元気だけど変化・前進することが極度に怖くなる辛さ

好きなことを仕事にしたいのに過去がトラウマで夢に踏み出せない時の進み方

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