感情を書き出しても上手く内観できない、スッキリしない・・・そう思ったことはありませんか?「効果的な内観のやり方・ノートの書き方をネットや本を見て参考にしたけど、いまいちピンとこなかった・・・。」そんな時は、3つの重要ポイントをおさえると格段に内観力が上がり効果を実感できるようになります。
内観効果を感じない3つの理由と、効果的な内観ノートが出来るようになるポイント
- やり方が効果的でない→内観が効果的なる理由を理解する
- 【重要】内観中に内観意識がズレる→ズレに気づく
- 自分に合う内観スタイルを知る→自分ならではの感覚を活かす
内観はコツさえつかめば日常のストレスケアは勿論、自分の才能を発揮しやすくなったり、魂が震えるような喜びを叶えながら生きていくステージシフトさえ起こります。まずは3つのポイントをひとつずつ見ていきましょう。
1.やり方が効果的でない→内観が効果的になる理由を理解する
一般的によく言われている内観ノートのやり方は、理性や常識を完全に横に置いて、素直に感情や思考を書き出す、というもの。まさしくその通り!なのですが、その時にどれだけ自分の心の反応だけに着目して、期待や達成願望を持ち込まずに観察できるかが重要なポイントです。
効果的な内観になる理由は、普段は気に留めずスルーしている感覚・感情のニュアンスをキャッチする意識が作動し、潜在意識が顕在化される(表面化して自覚できる)からです。しかし
正しい内観ノートの書き方や、期待や達成願望を持ち込んでしまうと自動的に「何を書けばよいか」「この方がいいだろう」という自動思考が働きます。これでは、ありのままの感覚をキャッチすることが難しくなります。
「何を書けばよいか」「○○と思える自分になった方がいいんだろうな」と気に留めながら感情を書き出すよりも、「こう感じてる」「こんなふうにも思ってる」とひたすら心の動きをくみ取ってあげてくださいね。
※自分が何を感じているかわからない人は、1人ですぐにスラスラ書き出すのは少し難しいので、さらに噛み砕いた内観ステップでサポート致します。
2.【重要】内観中に内観意識がズレる
私達の意識も思考も常に動いて、一点集中をキープして過ごすことはありませんよね。内観中も同じ。自分の感情を観察しているつもりが、無意識に悩みの解決策を考え始めたり、モヤモヤした感情を書きだしながら頭の中では「嫌なことを言って来た相手や言葉」を思い出して次会ったら何を言おうか考えたり・・・がよく起きます。
こうした意識の動き・内観意識のズレに気づくと、内観に必要な意識状態にスっと戻ることが出来ます。しかも、ズレに気づいた瞬間に、長年の自分批判の癖に気づいてハッとする、なんてこともよくあります。
心の仕組みに沿って内観を進めると、内観意識のズレが減り、内観に必要な「自分への質問」が当たり前のように湧いてきます。すると「心の反応は観察してるけど・・・それで?どうすればいいの??」と何を書けばいいかわからなくなる…ということもなくなります。こうなると内観ノートが癖になるほど面白くなってきますよ😉
3.形式ではなく自分に合う内観スタイルを知る
内観のご相談で多いのは、「やり方・書き方の形式は、本やネットで調べたけど、わかるようでわからなかった」「嫌な気持ちと向き合うのが嫌になって内観ノートが進まない」「どうすれば効果的な内観が出来るようになるのか」というご質問です。
クライアントさんのお悩み・心の感じ方・体質・感性・過去の体験などをうかがっていて思うのは、お一人お一人の感覚的なフィット感・納得感・嫌悪感を丁寧にくみとりながら、内観意識のズレを何度も軌道修正して内観するからこそ内観効果(気づき・癒し・感動・変化)に繋がります。
【内観を学んだお客様の声】
- 今まで「気にし過ぎじゃない?」となだめられるしかなかったモヤモヤした心境を、ドンピシャな表現で言語化してもらえて、自分の中に何が起きていたのかようやく納得できました。この納得感を感じたからこそ「どんな心の反応もそのままでいい」という意味が、本当の意味で分かり自分でも内観できるようになりました。
- 頭でわかっても衝動的な感情に自分自身が振り回されてしまってました。改善したいけどどうして良いかわからず困っていましたが、やんわり説得されるのではなく、心の仕組みとして解説してもらえて気持ちがラクになりました。本当に困っていた部分の具体的な向き合い方、必要な考え方を教えてもらえてハードルが下がったのかな…当たり前のようにいつも内観してます!
- ずっとノートに書き出すのが苦手だと思っていたけど、もっとやりたい!楽しい!自分を観るだけでこんなにラクになるなんて、もっと早く習えばよかったです(笑)
- はじめは自分で内観する自信がなかったけど、自分の感性を活かしてる時、アート作品を作っている時の感覚をくみとってもらえたおかげで、作品制作そのものが内観になっています。これまでもその感覚はあったけど、こうして自覚出来たおかげで内観と制作活動の相乗効果を感じます!
内観の感覚や本質的な効果は言葉では説明しきれないことが多いため、細やかな部分は実際に実感していただくことで「あぁなるほどね。これでいいのか!」となります。
書き方の形式の枠を超えて深い内観効果にたどり着ける理由は、心や体の仕組みに沿って内観を行っているから。頭でも理解・納得しながら、感覚的にも「こういうことか」と腑に落ちる内観を実践したい方は、自分の感覚・フィット感を大事にする内観のやり方を学んでみませんか?ご興味ある方は、まずは体験相談(90分2,000円)をご利用ください。