人に気を遣うことは悪いことではありません。でも、自分の気持ちを抑えることが習慣化すると心がSOSを出してきます。
こんなお悩みありませんか?
- 人に気を使って頑張っても、報われてない気がする
- 自分は思いやりを大切に人と接しているのに、ガサツな扱いを受けたり舐められてる気がする
- 表面的なことばかり都合よく褒められて、本当の優しさには気づいてもらえない
優しさが報われないと感じる人の「気遣い疲れ」の正体
「ただ遠慮して譲る」「ただ犠牲になるだけ」になって疲れるときは、心とのズレが起きているサイン。
そのサインは、自分に寄り添った「あなたの活かし方」を見出すヒントです。
この記事は、人に気を使って疲れてしまう人が「優しさの活かし方」を見つめなおして、自分を大切にする自己変容するプロセスを書いています。
「気遣い疲れ」と「自己犠牲」を手放す内観ヒント
まずは、心の負担になっている疲れの原因を明確に把握しましょう。
他人に気を遣えるあなたは、きっと「他者を思いやる」や「心地よい雰囲気を大切にする」ことが嫌なわけではないと思います。
しかし、優しさの使い方がつい他者優位になり過ぎて、自分の気持ちを後回しにしていることはありませんか?
自己犠牲的な気遣いの例
- 自分ではコントロールできないことまで責任を感じて自分を責める
- 不本意なことに同調して自分を抑え込んでいる
- 相手に媚を売って人の機嫌をとっている など
ついやってしまう他者優位の癖を振り返ってみると
意外と、「あんなにことしなくていいのに(言わなくていいのに)またやってしまった」と後から気づいて後悔している自分に気づくかもしれません。
つい自分を後回しにしてしまう背景に気づくことが、自己犠牲を手放す鍵となります。
自分を後回しにする理由とは
疲れることはやらなきゃいいーーー
頭では理解できても、口で言うほど簡単にはいかないもの。
- 仕事だから我慢しなければならない
- 気を遣わなければ評価が下がるかもしれない
- 相手に合わせなければ、嫌われそうで怖い など
嫌だけどそうせざるを得ない事情が、頭をよぎるかもしれません。
心が摩耗することはしたくないけれど
「そうは言ってられないから我慢するしかない」と
自分の気持ちを抑えている。
気を使いすぎて疲れる背景には、
この「不本意な納得状態」があることを
しっかり自覚することが
自己犠牲の根本解決となる大きな一歩となります。
では、ここからどうやって無理なく変わっていけるのでしょうか。
自分を大切にする「優しさの使い方」を見つめ直していきましょう。
優しさの活かし方を見直す方法
「嫌だからやめる」という選択がすぐに実行できない理由は、実は疲れの原因がまだ完全には把握できていないからかもしれません。
あなたが納得して自分を大切にするようになるには、単に人のための行動だけをやめるのではなく、その背後にある心理的な要因や感情を理解し、本当はどうしたいのかに気づくことが気遣い疲れからの解放となります。
頭では「こうすればいい」と納得できたとしても、それが今の自分にとって現実的でないと心が追い付かないのは当然のことです。
「気遣い疲れ」「満たされなさ」が和らぐには
納得できる「あなたの答え」が必要。
思考(頭)、感情(心)、行動(現実)のバランスの調和が取れてこそ、無理のない選択・行動ができるようになります。
あなたの心の本音は、本当はどうしたいと言っていますか?
「心の本音=本当の自分」に気づくには
感情を押し込めずに、素直な気持ちを内観しましょう。
まずは、現状の心の声を書き出す。「なんで私ばっかり我慢しなきゃならないの?」
- 「誰もわかってくれない。寂しい」
- 「私の優しさに気づいて欲しい」など
ネガティブな感情がわいてOK。
- どんなストレスを抱え込んでいるか
- どれほどの抑圧をしているか
- それがどれほど辛く孤独を抱えていたか
抑え込んでいた感情と仲良くなったとき、
どんな自己対話が生まれますか?
あなたの中からどんな声が湧き上がってきますか?
心と向き合う内観のやり方がわからない時は、セラピストのサポートを受けるやり方もあります。
もちろん、自分で内観するのもgood👍
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本当の自分を取り戻して「満たされなさ」を癒す
他人の目が全く気にならない別人になる必要はありません。
人に思いやりを向けられる温かさや繊細さは
「不必要なもの」ではなく、むしろあなたの強さかもしれません。
もしも、人への気遣いが
優しさからだけでなく、恐れからくるもの
だったとしても
その恐れにそっと寄り添いながら
あなたがあなたで在れる心の答えを大切にする。
それが「満たされなさ」から抜け出す方法です。
もちろん、心の中にある答えをスパッと見つけられなくても大丈夫。
それはごく自然なことです。
これまで抱えてきた心の傷をじんわり癒し
あなたの力を、心がうなずく方へ発揮する。
そんなパワフルな変化を起こすのは
通り一遍の表面的なアドバイスで片付くものではないはず。
漠然と感じている心の違和感はありませんか?
言葉にならずにいる些細な心の景色はありませんか?
「あなた個人の本質部分」に触れ
本当はどうしたいのか見える「気づき」こそが
あなたをそっと突き動かしてくれます。
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