この記事は、やる気を出す方法や行動力を高めるノウハウではありません。
説明できない「止まってしまう状態」を、心のしくみとして理解したい人に向けた内容です。
こんな人にオススメ
やりたいことは決まっているのに、いざ始めようとすると気が重くなる人
「サボりたいわけでも、準備不足なわけでもないのに…」
「私の意志が弱いからだ」と言い聞かせてきたけど、それだけじゃ腑に落ちない人
(ちゃんと理由がある気がしている)
「とにかくやれ」「気合いで乗り越えろ」と言われるほど、余計に動けなくなる人
(「動けなさ」を自分でもわかって安心したい)
殻を破りたいのに、ブレーキがかかる

「 もっと出せるものがある気がする」
そう思いながらも、いざとなると別のことに関心が向いたり、慎重になり過ぎてしまうことはありませんか?
このままじゃ嫌なのに…なんで…
「進みたい」「止まりたい」このふたつを整理してみると
「自分の感覚を信じきれない感覚」が隠れていることがあります。
思ってることはある。と同時に、思いきれない感覚を無視できない。繊細な心の機微があるからこそ、「完璧じゃなくても、とりあえず前へ」という選択にはならないのかもしれません。
自分の殻を破るには

あなたはこれまで、「殻を破る」ためのことを考えてきた人ではないでしょうか。
「考え過ぎでも仕方がない」と前向きに切り替えてきた。「行動しないと変われない」と思って実際に行動に移したこともあったかもしれません。それでも、自分を引き止める何かを感じているのだとしたら…
殻を破る前に、「殻が必要だったんだ」と納得できることが必要ではないでしょうか。
「ブレーキをどうするか」と考えるのではなく、
「なぜ、ここまでブレーキが必要だったのか」
自分自との対話、内観する。
Q 過去の振り返りは必要?
ブレーキを理解するには、過去の記憶を紐解くことにもなります。
「記憶の紐解き」とは、過去を原因にしてダメ出しすることではありません。誤解されがちですが、嫌な感情を思い出して浸ることでもありません。
【過去を振り返る目的】
今の自分がどんなブレーキ構造をもっているか把握する
↓
必要なブレーキ感は「これからも必要なもの」として理解する
必要以上に強化された分を「これまで必要だったもの」と理解する
↓
ブレーキ感が適度になる
↓
アクセルを踏みたい時も負担が減る
↓
スムーズになる
過去の振り返りは、自己変容の足掛かりの一つとして大切な内観プロセスです。
自分の力を発揮しやすくなった例

内観テーマ
どうすれば殻を破れるのかわからない。周りからの評価が下がらないように気を張っていい子を演じてしまう。「もっと自分を出していいんだよな」と思うし、誰に悪く言われてるわけでもないのに、、、
「どんなブレーキか」に気づいた
内観を習う前は、自分を出すと迷惑になる、怒られる。と思って自分を出せないんだと思ってた。
「出す」ことより「出すことを咎められる、あの感覚」をずっと続けてたと初めて気づいた。子どもの頃からずっと「ばれたらヤバイ」と思ってた。親しい関係になるときは、少し重めの話をして「この話をしても大丈夫か」と確認するのがパターンになってた。
安心して自分を出せるようになった実感
罪悪感と恥ずかしさがラクになった。最初は、「先は長いな」と思ったけどセッションを繰り返すうちに、寄り添う感覚がわかって、「あ、痛くないかも…」と感じ方が変わって、自分の成長を感じれるのが楽しかった。
友達とお茶した帰り道に、いつもの罪悪感がほとんどなくて自分でもびっくりした。「楽しかったんだな」とかみしめて歩きながら泣けてきた。
殻を破る許可を出す感覚
本当は得意、と思っていたことを「得意だと思っていい」と自分に許可を出せるようになった。今までは、そう思いたいから言い聞かせてる感じだったけど、背伸びするんじゃなく「私はこうだ。これでイイ。」と思える。人よりすごいかどうか、評価されるから、じゃなくて純粋な自分を受け止める安心を大事にしたい。「自分をわかってあげる」ことの意味が、これからも支えになると思う。

















