変わろうとすると苦しくなる心理的理由

変わりたい。自分を変えるしかないことは、わかってる。でも…

変わろうとしてるのに苦しくなってしまう人へ。

この記事は、勇気を出して変化に踏み出しているあなたの「大切な一歩」を失わないための内観ヒントを書いています。

途中で心が止まってしまう心理的理由を理解して、今の自分には何が必要か温かい気づきに変えていきましょう。

この記事はこんな人におすすめ

自分自身と向き合うための心の整理法

✔ 自分を変えようと頑張っているのに、マイナス思考やグルグル思考で止まってしまう

✔ 納得していることなのに、心が置き去りになるような感覚になる

✔ 「〇〇であるべきだ」「自分にそんな資格ない」と思って高い壁に感じて絶望感がわく

✔ もう前の自分とは違うのに、心の中がざわついて崩れそうな不安に襲われる

✔ 心、潜在意識、脳、スピリチュアルなど色々学んでも、結局は「わかったけど、できない」になる

 湧き上がる感情の例 

怖さ、不安、心細さ、焦り、無力感、反骨精神、悔しさ、自己嫌悪、罪悪感  など

 

頭で「変化していい」と許可していることと、心や身体で「変化していい」と許容している内容が一致していないからかもしれません。

心理の観点では、この働きを「トップダウン」と「ボトムアップ」の相互作用としてとらえることができます。

 

トップダウンとは、意識的な思考や意志の働きによって変化を促そうとする状態。例えば「こうありたい」「もう変わろう」と頭で理解納得し、計画・行動を起こすことを指します。

 

ボトムアップとは、無意識の感情や身体感覚、反応から生まれる状態のこと。 例えば、安心・警戒・拒否感など、無意識レベルの反応や体感を指します。

 

このトップダウンとボトムアップの働きが一致すると、変化への抵抗が減り、スムーズに適応したり判断できると言われています。

つまり、変わろうとしてる(トップダウン)ときも、苦しくなる(ボトムアップ)状態を観察して、「苦しさ」が減る(一致する)対応をすると、軽やかになります。

 

 

スムーズに変化するには

殻を突破するには~アクセルのはたらきとブレーキのはたらき 温かい内観で理解する

苦しさを減らすには、何に苦しんでいるのかを明確にする必要があります。

変化するときに湧く恐怖の例

  • 「期待が叶わない可能性」に対する恐怖
  • 変化して「嫌な目に遭ったらどうしよう」という不安
  • 未来の見通しがつかない「不確実性」の恐怖
  • 「わからない状態」と「対応しきれない状態」に圧倒される不安・恐怖
  • 今ある現状の中で失いたくない部分に対する愛=守りたい意志  など

これらの掛け合わせによって、無意識レベルのブレーキ(現状保持)状態になりやすいんですね。

 

「変わろうとすると苦しくなる」を内観した実例

 進みたい方向に進もうとするとき、「見つからないようにしなきゃ」と思っていたことに気づきました。この感覚、自分で内観した時も出てきた感情ですが、どうやって消化していいかわからなかった。サポートを受けながら向き合えたことで、この怖さがわいても受け止められると実感できました。一番うれしかったのは、どうしようもできない怖い記憶が、自分の中で「乗り越えた経験」として自信がわいたこと。頑張って乗り越えよう、ではなく、自分は一人じゃないんだという心強さがあったから向き合えたし、この感覚を育てられたと思います。

 

変わりたいのに苦しくなってしまうのは、あなたの性格の問題ではありません。あなたを苦しめているのはどんな感情・感覚ですか?何が苦しいかわからないけど漠然と苦しい、と感じている人もいるかもしれません。

自分の感じていることを責めずに向き合ってみませんか?

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