自分を変えたい。前に進みたい。もっと成長したい。
どれも素晴らしいけど、そうできない時の自分を否定したいわけじゃない。
この記事は、思うようにいかない時の心の整理・向き合い方について書いています。
この記事はこんな人におすすめ
✔ 過去の心の傷を手放したいのに、とらわれ過ぎてしまう
✔ 心の中の悩みをクリアにしてたいのに、感情パターンから抜け出せない
✔ 目標や自己実現に向かって頑張ってるのに、変化することを避けてしまう
✔ 心と向き合って変化の手ごたえはあるのに、本当に求めている変化を拒んでいる気がする
✔ 変わろうと努力してるのに、心のどこかで諦めてる気がする
新しい自分になろうとしている時に、脳は変化を嫌うという話を聞いたことがあるかもしれません。
「変化を嫌う」とはいっても、わかりやすく抵抗してるとは限りません。
自分でも気づかないように、別のことに関心が向いたり、大切にしてるコダワリを強化して他者との距離をとったり。自分ではブレーキを踏んでいるつもりはないのに前に進まないジレンマがあります。
「変わりたい」を叶えるために
アクセルを踏むことよりも、なぜブレーキがあるのかを理解する。ブレーキがかかる必要性と本質的な目的がわかると、自然に進めるようになって、自分に合った本当の変化ができます。
今までと違う行動をして、無自覚のブレーキを突破しようとする人が多いですが、体力、気力など内的な状況によっては「進もうとする」でけでは進めない場合もあります。
- 行動できない
- やっても苦しくてやめちゃう
- がんばって続けても進んでる気がしない
意志があっても、どうしたらいいかわからない状態を繰り返していませんか?
まずは、潜在意識に隠れているブレーキに気づくところから始めましょう。恐れ・不安・ブレーキを消そうとするのではなく、むしろ寄り添う。
「無駄な恐れにとらわれてる」と否定的な意味付けをせず、「どんな大切なことを守り続けているのか」心の動きを優しく理解しようとする姿勢で内観しましょう。
潜在意識のブレーキがわかる内観
自分でも気づかないうちに心が勝手に作る“守りのしくみ”に気づくと、考え方・感じ方・身体の反応・記憶が動き出します。ここから、新しい自分に変わる準備が始まります。
とはいえ、「ブレーキに気づく」だけだと “頭では納得したけど変われない” となりがち。
本当に変わるには、ただ気づくだけでなく
- 自分の心の仕組みを理解する
- 不安やドキドキを「感じても大丈夫」と受け入れられる安心の土台を取り戻す
- 「意外と安全だ」と体で感じられるようにする
こうして、自然に行動や心の変化が起きてきます。
変わろうとすると苦しくなる例
潜在意識のブレーキが働きやすくなるのは
- 期待より不安が勝つ時
- 先の見通しがつかない時
- 対応力に不安・トラウマがある時
- 安全確認・安全確保が必要な時
具体的に何のためのブレーキなのか人によって異なります。これまでの人生に大きくかかわるところ。実際に内観をサポートさせていただいたクライアントさんの実例をご紹介します。
「変わろうとすると苦しくなる」
進みたい方向に進もうとするとき、「見つからないようにしなきゃ」と思っていたことに気づきました。うすうす自覚してはいたものの、どうやって消化していいかわからないから、気にしないように気持ちを切り替えてました。でも、気づいてなかった不安や思い込みをいろんな角度で向き合ったら、どうしようもできない怖さが、自分の中で「乗り越えた経験」として自信になりました。自分は一人じゃないんだという心強さがあったから向き合えたし、この感覚を育てられたと思います。
頑張ってるのに変われない自分と向き合って、本当に望んでいる変化をわかりながら前向きな一歩を踏み出したい人はこちら