悪い方へばかり考えてしまう癖って洋服の畳みシワみたいなもの。
繰り返し続けてきた畳み方(習慣)によってシワ(癖)が出来ます。洋服の場合は目に見えるものだけど、考え癖は心の反応なので目に見えない。だからこそ癖が発動している自覚なく何度も同じ思考パターンを繰り返して癖を強化してしまう私達です。
悪い方向に考えるのがダメってこともないけどさ、それが過ぎると疲れちゃうよね。私もすぐ不安になったり、どうしようってビビること、よくあります(笑)。
この記事読んでる人も、もし心当たりあれば【悪い方へ考える】ことで得られる何かしらの【メリット】に敢えて気づこうとしてみてください。
【悪い方へ想像を働かせてしまう思考パターン】は過去の嫌な体験をした学習機能によって形成されていることが多いです。だから、その気になれば学習しなおせます。
ところが、頭では「心配し過ぎだな」「考え過ぎだろう」とわかっているにもかかわらず
- 嫌な体験を避けられれる(警戒・察知)
- 嫌な目に遭っても対処できる
- 最悪な状態を緩和できる
などのメリットが得られている場合があるんです。これって心と身体のバランスを保持するために必要なことなので、正論を自分に言い聞かせたり、前向きな言葉を唱えたても変えわらないことが多いんです。場合によっては警戒状態を強化することさえあるんですよ。
しかし、ネガティブな思考パターンが何のために発動していたのか必要性が明確になると、その思考パターンを続けなくても本質的な目的のために必要な選択をすればいいと納得がいくので心、体、頭の全員一致で安心安全感を得られます。
この状態になることで自動的に❮手放し❯が起こる。(意識的に前向きな決意・心構えをすることも大事です)
よくある自分を苦しめるパターン
心の問題を解決したくてネット検索したり、本を読んでみると、自分に当てはまる悩みは沢山あるのに、結局は「思考を手放しなさい」「未来を心配するのは時間の無駄」「今あるものに目を向けて楽しもう。感謝しよう。」といった正論やアドバイスばかり・・・なんて経験ありませんか?
しかし、マイナス思考をやめたがっているご本人は、そんな正論は聞きたいんじゃないんだよね。どうすれば嫌な思考を手放せるのか、心配や不安を消化できるのか、現実で実践するヒントが知りたいはずです。
- ついつい悪い方向へ考える癖を手放したい人
- いろんなワークをやってもいまいちピンとこない人
- 自分を苦しめる心の癖を手放したい人
はその癖が発動される【必要性】を明確にして心の仕組みに沿った内観を深めましょう。