意外と身近なトラウマ・フラッシュバック

昨今、トラウマやフラッシュバックに関するエピソードを耳にする機会が増えました。トラウマ、フラッシュバックと聞くと自分には無縁の症状だと感じる人も多いと思いますが、この記事ではトラウマやフラッシュバックは一部の人だけが深刻に抱えているものではなく、実は多くの人に当てはまる身近な心身状態である、というおはなしを書いています。

※一般的な理解と認識を指しており、医学的な診断を指しているものではありません。

トラウマはほとんどの人が持っている心身状態だとも言われています。そして、フラッシュバックは、過去のトラウマやストレスが現れ、感情的にも身体的にも苦痛を引き起こす現象です。

例えば、情緒的共感を得らず愛着不全で育っった人が批判的な上司や目上の人物との対話中に、親の厳しい態度に似たトーンや態度が彷彿され、感情的になったりプチパニックに陥るような軽いフラッシュバックから、激しくよりリアルに体感する重めのフラッシュバックなど、度合いも様々。

フラッシュバックは、過去の嫌な記憶を思い出して嫌な気分になるのとは質が違う体感があります。過去の体験に関連する感情感覚が再現され、その出来事を実際に今体験しているかのような感覚です。

その瞬間は回避行動をとるような余裕すらなくただその状態が鎮静化するのを持つように耐えたり、またそうなったらどうしようという不安もわいてしまいますよね。

テレビやニュースでトラウマを抱えている人の声を聴く機会が増え、なかには「生きてれば辛いことがあるのは当然、同じことを体験をしても、大丈夫な人もいる」といった感想を抱く人もいますし、過去の辛さを抱えていることを批判的に表現してしまう人もいますが、自覚している当事者の傷をえぐる可能性があると感じ歯がゆさを覚えます。

他人の考えはそれぞれですが、少なくとも心を痛めているご本人は自分を責めずに、むしろ自分の心と身体が頑張っていることをわかってあげて欲しいと願っています。

また、トラウマやフラッシュバックを、誰もが身近な心身状態であると理解することで、批判に値するものでもなければ他人事でもないことだと知れ渡って欲しいという願いで書きました。最後まで読んで下さりありがとうございます。

※トラウマは心のブレーキを外すだけでなく、身体レベルでの安全感・安心感を取り戻すことが必要だと言われています。当店の内観セラピーはいわゆる一般的な内観・内観療法とは異なり、心身の状態も含めて取り組む内容ですが、必要に応じて専門機関をご紹介する可能性もあります。また、ご不安な場合は医療機関やトラウマ専門機関への相談も検討してみてくださいね。

不用意な感情開放に注意!過去の嫌な感情の扱い方でトラウマにつながる危険性がある

 

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