悩みや葛藤を抱いたときに、内観して心の整理がついたり、深い気づきに至ることは多くの方が知っていると思います。この気づきの感覚を実際に体験すると、内観が人生に欠かせないものとなり自然とセルフカウンセリングする意識使いが出来るようになりますよね。
「気づき」が湧く内観とは、悩みの根本にあるトリガーをにたどり着くということ。でも、そこまで辿りつく感覚が得られず、内観が難しく感じる方も多いのではないでしょうか。そこで「認知の歪み」や「信念・ビリーフ」「心と身体の連動性」等々心の仕組みを知っておくと便利&安全です。
内観って、やり方自体はシンプルなんだけど、私達の心のコワバリは非常に複雑で流動的なため、悩みのトリガーにたどり着かずスッキリしないのはよくあることなんですよね。なぜなら、気づきに至るには認知の歪みや信念・ビリーフを発見する必要があり、それらは無意識的な領域だから。しかも、時として「思いたくないのに思ってしまうネガティブ思考」に襲われたり、前に進みたいのに進めない頑丈な恐れや抵抗が潜んでいる領域だからです。
こうした心の複雑性を丁寧に優しく紐解くには「クオリア」「魂」といった概念も取り入れると、言語化が難しいニュアンス的な領域を認識しやすくなり、気づきに至る深い内観をしやすくなります。
しかし、ここで注意点なのは、「クオリア」「魂」という言葉は哲学用語であること。哲学とは正しさを証明するもではなく、壮大な追求と探求をし続けている「問い」と「気づきの表現」に過ぎません。だから哲学要素を正解であるかのように盲信するのではなく、あくまで自分が採用し信じているニュアンスとしてフラットな観点を持つことも大切です。
内観は自分自身に正しさや善良を課したり、評価を上げるための魔法を求めて取り組むものではありません。(欲求を批判せず理解しながら)ただ単に自分自身の心に丁寧に耳を傾け、気づきを見出す「問い」と「自己対話」であり、生きることそのもの。抽象的な表現ではありますが、そうした内観ライフの面白さや感動を一緒に深めていきましょう。
※内観の奥深さや哲学的観点について、本当はもっとわかりやすい表現をして伝えたかったのですが、ブログ内では表現しきれず細かいことは省略しちゃいました🍀