内観て何?
内観は、自分と自分との対話です。
自分の「心」と対話するのって意外と難しいもの。このページでは、内観の基本「何をどうみるのか」を書いています。
内観は、こんな時にオススメ
- モヤモヤしてる気持ちを整理したい時
- 生き方・在り方を見つめ直したい時
- 自分なりの答え、指針、自分軸をわかりたい時
- 熱意や活力を思い出したい時 など
内観の基本・やり方
①まずは、テーマを決める
何について内観したいですか?
気になることが複数ある場合も、はじめはその中から一つ選びましょう。
例 生き方・在り方を見つめ直したい時
心の中でモヤモヤしてるものが何か知りたい。もっと自己理解を深めて「いい人」「控えめな人」という殻を破りたい。自分らしくないものを目指すんじゃなくて、しっくりくる「自分なりの強さ」「これが私の軸」みたいな感覚を取り戻したい。
例 仕事のモヤモヤ感情を整理したい
心を削らない頑張り方をしたいけど、それだと期待に応えられない。本当はもっと張り切れる落としどころを見つけて自分の力を発揮したいけど、グルグル考え過ぎて自分の気持ちがわからなくなる
②ネガティブ感情に意識を向ける
内観は、ネガティブな感情に意識を向けます。
「意識する」のポイント
私たちは、モヤモヤすると「モヤモヤさせた相手や出来事」に意識を向けています。
誰が何をしたか
どんな出来事があったか
=外側に意識を向けている
この意識の矢印を自分に向けて
心の反応がどんな動きをしているか感じ取っていきます。
③自己対話する
どう感じているかを感じ取りながら自己対話を進めます。
今、どんなモヤモヤを抱えているか
どうして、そこにモヤモヤしたのか
ひとつのテーマでも、そこには様々な感情が入り交ざっています。
どんな感情達で構成されているかを紐解くようなイメージで悩みやモヤモヤを具体的にしていきます。
感情のニュアンスを振り返る例
相手の言葉にモヤモヤした。
ーどうしてそう思ったの?どんな感覚?
自分の言い分を無視されている気持ちになった。悔しかった。悲しかった。ちゃんと説明できないのもイライラする。だけど、あの場で反論できるかっていうと…怖くてできない。こんな自分が嫌になる。
コツは、観察だけに徹すること。
こう考えた方が合理的だろう
私は〇〇なタイプだから など
自ら誘導するように落としどころを見つけようとしないことが大切です。
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