HSP、アダルトチルドレンでも変化できる
HSP、アダルトチルドレンに当てはまる方は、小さいことを考え過ぎてしまう、気にし過ぎてしまう、グルグル考えてしまうことがあります。
「自分はHSPだから(あるいは、アダルトチルドレンだから)、気にするのは仕方がないよね。」と思えて心が軽くなった喜びの声を耳にします。しかし中には
感覚の敏感さをすべてHSP気質が原因だと思い込んで、変化する可能性を断ち切ってしまうクライアントさんがいます。その場合は認識を改めましょう。
HSPは生まれ持った気質ですが、気にし過ぎの癖は後天的な要因も影響しています。
例
●元々もった感覚の敏感さ➡先天的
●感受性の豊かさ➡先天的
●トラウマとなっている心の傷➡後天的
●様々な心の痛み➡後天的
●心の傷を補うために発達させた感受性・世界観➡後天的変化
内観すると考え癖を把握するだけでなく、過去の痛みを癒し心の基盤となる安心の感覚を育てることが出来ます。その結果、HSPでもアダルトチルドレンでもグルグル思考が減ります。また、思考整理も早くなります。
気にし過ぎる人の内観「まずは、気にしてイイ。」
自分の心の反応をありのままに受け止める。
気になるもんは、気になる。
だって気になっちゃったんだもん。
感じてることを、感じてると認めてイイ。
思ってることを、思ってると認めてイイ。
これが大事です。どんな感覚もダメなものはありません。
次は、状況把握
自分の思考状態や感情の状態を客観的に把握しましょう。
気にし過ぎてしまう人は、意識の矛先を「気になる相手や事象」に向けたまま頭の中でグルグルしてしまいがちです。
具体化。何を気にしてるか内観する
他人の感情や振る舞いに敏感で、自分の感情にのまれてしまう
ネガティブな発想が加速する
対応策に納得がいくまで不安で考え続けてしまう。
この流れにのまれないで、自分の心の動きを観察してみましょう
例えば、
出来事・会社で同僚の口調が冷たかった
↓
反応1・怒ってるのか、機嫌が悪いのか気になった
↓
反応2・自分に非があるのではと不安になった
反応3・答えが見つからず不安が増した
反応4・考え過ぎだと思いたいが安心できない
↓
↓
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反応1・2・3・・・とどんどん反応を積み重ねてる自分を認識することで、無限に積み重なる思考の動きが一旦クールダウンします。
また、一番最初の反応1は、普段別のシーンでも似たような反応をしている可能性があります。パターン化に気づけた場合は、さらに内観を進めてみましょう
内観のやり方
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