嬉しいこと、楽しいこと、心が満たされるとき、「心地よい」はずなのに「不安、怖い、苦しい」と感じてしまう。この「感じ方」のことを幸せ恐怖症という言い方をすることがあります(幸せ恐怖症とは、正式な診断名ではありません)。
幸せ恐怖症の状態
頭では ➡幸せな状態にあると理解している
心では ➡安心できない、警戒、緊張、罪悪感などネガティブな感覚になる
理解していることと、体感していることの不一致感があります。
幸せ恐怖症を克服するには
まずは、あなたにとっての「克服」の定義を把握しましょう
どんな自分、どんな気持ちになれたらラクですか?
- 「怖い」と感じながらも、落ち着いていられる
- 「怖いけど大丈夫」と、安心できる
- 幸せを味わっても「怖い」がない。
自分が望んでいる状態になるには、「怖さ」とどう付き合うかがポイント。
怖さを減らすには安心を増やす必要があります。
安心を増やすには「幸せを感じると怖くなる仕組み」を紐解いて、無意識の不安パターンを把握すること。
自動的に怖くなる状態から、「私の不安パターンが発生したな」と反応をキャッチできると、少しずつ安心が増えはじめます。
根本解決するなら
幸せ恐怖症の根本を見直しましょう。
原因は、幼少期の環境も関係していことが多いですが、原因がわかっているだけでは解決しない場合も多いのではないでしょうか。
まずは、「いい思いしちゃダメ」「喜ばない方がいい」といった幸せになる自分を批判、制限をしてしまう感覚がないか、心の動きを振り返ってスキャニングしてみましょう。
もしも心当たりがある場合、
自分に対して批判や制限をかけることで何を守っているのか。何を避けようとしているか。普段は意識していない、不安の連想や、慎重さを具体的に把握してみましょう。
自分だけの思い込みでもOK
「感じ方」の把握がポイント
自分の中で広がる不安や恐怖の解像度が上がると、あなた独自の「ラクになるツボ」が見えてきます。
そのツボは人それぞれ違うので、自分の感じ方に寄り添って丁寧な内観をすることが大切。
幸せ恐怖症がラクになる内観
理由がわかって、理屈的にも納得できると、頭がすっきり整理されて少し楽になる。
ラクになるツボが見えると、あなたの幸せ恐怖構造にあった心のケアをすることが出来るので、体感としての安心が増える。
こうして、頭で納得、心でも納得できることで、あなたが望んでいる幸せ恐怖症の克服になります。
※自分でも気づきにくい無意識部分を、丁寧に寄り添いながら紐解きたい人は
こちらの内観内容をご確認ください↓↓↓