潜在意識が変わらないのは納得感がないから/内観セラピーで生きづらさから解放される

 

潜在意識を書き換えれば願いが叶う、巷じゃ有名なはなしだけど、結局どうすれば潜在意識が変わるの?何をどうしたって結局悩みが解決しないじゃない。と思ったことはありませんか?

この記事では、願い事を叶える、という観点から少し離れて、心の反応と潜在意識の関係を理解しながら潜在意識を変えていく方法について書いています。

 

潜在意識の設定によって人生が変わる

私達は「前向きな思い込み」と「後ろ向きな思い込み」を潜在意識に設定しています。生まれた国や、採用している思想が変われば物事の捉え方が180度変わるのと同じように、設定した「思い込み」を前提に物事を解釈します。

現実の状況がなんであれ、潜在意識の思い込みに沿った感情が湧く。嬉しい・悲しいと感じるのも、その感情を湧き上がらせている独自の思い込みが背景にあります。だから、どんな思い込みを持っているかによって人生の体感が大きく変わってきます。

ここから先は、潜在意識の設定のことを「色眼鏡」という表現で解説していきます☆

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潜在意識に設定した独自の色眼鏡とは

今起きている出来事、頭の中で描かれる想い、連想が、気づかないうちにかけた色眼鏡の影響だとしたら、あなたは今どんな色眼鏡越しの現実を生きていると思いますか?

例えば、何をやっても上手くいくように感じて生きている人は、本当に何をやっても上手くいくように実感する色眼鏡をかけているし、何をやっても上手くいかないように感じている人は、本当に何をやっても上手くいかないように実感する不本意な色眼鏡をかけてしまっている。こうした色眼鏡はひとつではありません。いくつもの色眼鏡を場面によって使い分けていて、前向きな色眼鏡・後ろ向きな色眼鏡の両方を持ち合わせています。

 

好きでかけたわけじゃない色眼鏡

前向きな色眼鏡は、過去の成功体験(危険回避・報酬・評価など)や、生きてきた中で目にした良い出来事を記憶する脳の学習機能によって形成されています。反対に、後ろ向きな色眼鏡は、過去の辛い体験や、生きてきた中で目にした辛い出来事を記憶した脳の学習機能によって形成されています。

この後ろ向きな色眼鏡は、当然自分が意識的に好んで選んだわけではありません。身の安全を守るブレーキとなったり、養育者や他者と繋がりを維持するために生まれた解釈であったり、何らかの必要性があって形成されたものです。

 

潜在意識を書き換える

過去の記憶情報を元に形成されている色眼鏡(思い込み)。できれば後ろ向きな色眼鏡を外して前向きな色眼鏡を増やしたいものです。これを「潜在意識の設定を書き換える」「設定変更」といった言い方をします。

ところが、潜在意識ってそもそも「自覚できない意識」。自覚できないということは認識していないわけですから、自分にとっては、「そんなつもりがない」ということです。当然、無自覚なものを意識的にコントロールすることはできません。

自らの意志で自分の気づいていない潜在意識を変えるには、内観をして潜在意識を顕在化(自覚)する必要があります。

 

心の反応を内観しよう

まずは自分を苦しませてしまう色眼鏡や、本来の自分を発揮させなくする色眼鏡を自覚しましょう。

普段は、気持ちを前向きに保つように過ごすことが多いとおもいますが、モヤモヤしたりイライラしたりしたときに、気持ちを操作しようとせずに「あるがままの心の反応を、あるがままに俯瞰」してみてください。

 

不快な感情は気づきのサイン

TrueFaceでお伝えしている内観は、ストレスとなるような不快な感情を単なる嫌な気分として背中を向けずに「気づきのサイン」として捉えます。

仕事で気がかりなことがある時、他人との会話でモヤモヤしたとき・・・、その他迷ったり葛藤したり、日常で湧き上がるネガティブな心の反応を「そういうものだから仕方がない」と言い聞かせたり「相手が悪いのだから相手に変わってもらおう」ではなく「自分の心が反応しているな」と静かに観察してみましょう。

体感している感覚を辿るように、自分の反応(感情・考え・連想・衝動・行動)を観察してみてください。どんな色眼鏡が影響して生まれた反応なのか自問自答を繰り返してみましょう。すると、過去にも同じような嫌な目に遭った記憶や、そういえばあの時本当はこう思ってたな、というような記憶が蘇ってきます。

 

納得感が潜在意識を変える

自問自答によって記憶が刺激され過去を思い出していく。これは「色眼鏡の形成プロセス」に自ら気づくことが目的です。決して過去の嫌な感情に浸るためではありません。また、過去の自分を否定し責めるためでもないということを、あらかじめ予備知識として心に留めておきましょう。現在の自分の意志のもとで、許し寄り添うように感覚を観察してください

純粋な観察が進み、過去の記憶がよみがえる中で「あぁ、自分は今までこういう経験をしてきたから、色眼鏡を濃くしていったのだな、そもそもこうした環境や心情から、この色眼鏡が形成されたのだな。そして、不本意なこの色眼鏡さえもかけざるを得ない状況・状態だったのだな。」と実体感として納得することが出来ます。

頭で言い聞かせた考え方としてではなく「これは私独自に形成した色眼鏡(思い込み)である」「そうなった背景があったのだ」と心底腑に落ちると同時に、過去の痛みが本当の意味で過去に還り、その色眼鏡が消去される。これが潜在意識の仕組みです。

 

本来の自分は安心して前を向いている

ネガティブな思い込みが消去され、ニュートラルな状態に戻ると、前向きな思考が生まれたり、将来に対しても希望が湧いてきます。本来の私たちとは、自然と安心や希望を感じるようにプログラムされた生き物のようです。こうして、過去を過去に還し前向きな色眼鏡に形成しなおして人生の歩みを進めていきましょう。

心の反応を気づきのサインとして捉える生き方は、日常が気づきの連続となります。自分を苦しませている色眼鏡を外せば外すほどラクになり、どんどん外しているうちに、やがてどんな色眼鏡があろうとも大丈夫。というような安定感が築かれていきます。

 

気づきは魂の望む道を照らしている

この記事を読んでくれている方は、もしかすると、厳しい親に育てられたり、過保護や過干渉の親に縛られたり、苦しい壁を乗り越えて生きてきた人かもしれません。また、はたから見るとは恵まれた環境に見える中で、心の寄り添いを得られず、孤独を抱えて生きてきた人もいるでしょう。

どうして自分だけこんな辛い人生なんだとウンザリしたり、自分よりもっと苦しんでる人がいるのに…と苦悩する自分を責めてしまうこともあったかもしれません。

私はこれまでお客様の内観サポートをしてきて、また、自分自身の内観を続けてきて、自分なりに実感していることがあります。

ご自身が味わった苦悩の分だけ、その類の痛みに対して独自の考え・寄り添い・愛が育っているように感じるのです。そして、その痛みに苦悩したからこそ、その痛みが無い「普通」がいかに幸運で素晴らしいことかを知っています。体験したからこそ生まれた生々しい心の叫び、叫んだ自分を許した分だけ人間の奥行を許容できる器があり、その方の人間性や魅力として愛のオーラを放っているように感じます。

経験した痛みを活かして何かをする・しないにかかわらず、どんな生き方らライフスタイルを選ぼうとも、ご自身が命を使って培ってきた気づき・学び・精神的な脚力が、その方が選ぶ人生をどんな時も力強く応援してくれています。

 

内観ライフのすすめ

日常に湧き上がるモヤモヤやイライラは、一般的には「気にせずに前を向こう」と教わります。その心がけは確かに大切だと思うのですが、あまりにも言葉足らずだと思うのです。なぜなら、心は大人が思っているほど都合よく動いてはくれないからです。

あるがままの心の反応をきっかけに心の気づきを深め、痛みや不本意な我慢から解放されるだけでなく、喜びを深め続ける日常になります。内観にご興味をお持ちの方は、まずは自分自身の近況に合わせた内観スタイルを検討しましょう。

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