この記事は、具体的な「内観の質問のやり方」をご紹介しています。
特に、漠然としたもやもや感をどう内観すればいいかわかない時におすすめの内容です。
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何にひっかかってるかわからないとき
自分が今どう思っているのか把握する。
何が引っかかっているのか言語化する。
そんな時は、
6W1Hを活用すると
悩みやモヤモヤを整理することができます。
6W1H×内観
6W1Hとは
Who誰が What何を Whenいつ
Whereどこで Whyなぜ Howどのように
では、どのように内観に活用するか
具体的な例を見ていきましょう。
6W1Hを内観の質問に活用する
Who(誰が)
内観は、必ず主語が自分です。
「私はどう感じているか」の理解を深めることに徹します。
例/私は仕事を頼まれてモヤモヤしている
What(何を)
悩みのニュアンスを鮮明に把握しましょう。
この悩みの、引っかかるポイントは何?
例/私も忙しいことは見ればわかるのに、相手の都合ばかり優先されてる感じがイラっとする
When(いつ)
どんなときにこのモヤモヤが発生するか把握しましょう。
「いつから」「どんなとき」にこの気持ちを感じている?
例/手伝うことが可能な状況なら、快く手伝ってあげたい。でも、「今は無理」ってときに頼まれると辛い。
Where(どこで)
どんな場面や場所でこの悩みを強く感じるか傾向を把握しましょう。
このモヤモヤが生まれやすい状況や条件はある?
例/仕事でも、家庭でも関係なくこの状況になるとしんどくなる
Why(なぜ)
感情の奥行を理解しましょう。
なぜこれが「苦しみ」と感じるのか、自分なりの事情や背景に寄り添います。
例/冷たい人だと思われるのが嫌。タイミングが悪いだけなのに、自分の気持ちは汲んでもらえず、こちらが悪いことしてるような気分。
Which(どれ)
今の自分はどんな主観や価値観を持っているか把握しましょう。
この苦しみに「関連する習慣や、大事にしている考え」などはある?
例/「できるならやってあげたい」という気持ちがある。でも、無理し過ぎるのは違うと思って断れるようにはなった。
How(どうやって)
「今まではどうしてきたか」
「これからはどうしようとしているか」
何か思い浮かぶものはある?(なくてもOK)
例/本当は断っても罪悪感なく、軽い気持ちでいられるようになりたい。
これある程度を続けると、悩みが整理されます。
悩みを整理すると
自分も相手も大切にしたいのに、どちらかを優先すれば片方を犠牲にしてしまう感覚になって苦しい。
辛さ
「犠牲にしてしまう感(罪悪感)」が膨らむと
「私は悪くないのに!」という怒り、悔しさに変わる
悩みの本質
期待に応えないと「相手がかわいそう」という感覚につぶされそうになってしまう。
ケアポイント
「相手がかわいそう」という感覚
押しつぶされそうな苦しさ・おなかが痛くなる
この感覚に近づく恐怖感
このように、6W1Hの観点を内観に活用することで、自分の本音をクリアにできます。特に、「悩みの本質を見抜く」ために、ただの分析ではなく 「自分の感じ方に寄り添う」視点があることが大切です。
※ケアポイント部分の辛さが強いときは、セラピストと一緒に取り組むことをお勧めします。
悩み、心の辛さを紐解くやり方
「なぜ?」と自問自答を重ねることで
心の奥にある本音を見つけることができます。
なぜなぜ分析×内観
トヨタ生産方式「なぜなぜ分析」
問題の根本原因を突き止め、解決する方法として考えられた方法
内観の場合は、辛さを生み出した内的原因を知る「プロセス」に応用することができます。
では、具体的な例を見ていきましょう。
なぜなぜ分析を内観の質問に活用する
例:人間関係の悩み(上司に怒られて落ち込む)
なぜ落ち込んでいるの?
→ 上司に怒られて、嫌な気持ちになったから。
なぜ嫌な気持ちになったの?
→ 自分がダメな人間だと思ったから。
なぜ「ダメな人間」だと思ったの?
→ 失敗することは恥ずかしいと思っているから。
なぜ失敗を恥ずかしいと思っているの?
→ 子どもの頃から、失敗すると怒られたり笑われたりしていたから。
なぜその経験が今の自分に影響しているの?
→ 失敗すると嫌な目に遭うのが「お決まりのパターン」になっているから。
悩みを整理すると
✔ 「失敗したらヤバイ」という感覚に押しつぶされ、冷静さを失ってしまう
✔ 動揺のループ にハマり、また失敗しそう…と焦ってしまう
辛さ
✔ 失敗すると嫌な目に遭う 不安・怖さ・警戒・緊張感
悩みの本質
失敗する自分に対する強い嫌悪感と、他者評価に対する過緊張
ケアポイント
「恥ずかしさ」の感情が心の深い傷となっている
このように、「なぜ?」をくり返すことで、表面的な悩みの奥にある 「本当に苦しんでいるポイント」 が見えてきます。
とはいえ、
実際やってみると・・・
内観は「やり方」だけではスッキリしない
では、どうすれば
内観効果を感じられるのでしょうか?
内観効果が上がる自分への質問力
こんな気持ちになったことはありませんか?
- 習ったとおりに内観しても、なんかフィットしない
- 心の奥にまだ何か残ってる感じがする
- ただ「書く」ことをしているだけで、心に響く感覚がない
- 質問が思い浮かばない
これは
心の景色を観察する解像度が低い状態です。
- 間違ってはいないけど、クリアになるスッキリ感もない
- 何となくわかってるんだけど、「何か」まではつかみきれない
- ただ情報があるだけでつかみどころがない
内観で深いところまで気づくには、
あなたの
心の景色(個別性)に寄り添った
独自の問い・順番・アプローチが必須です。
内観に最も大切なものは「温かさ」
自分への質問力は内観を深める必須要素ですが
質問が上手だからと言って
心の中の傷を癒しや気づきに導けるか、といえば
それは別のはなし。
理性や意欲だけでは片付かない
内面にある気持ちが和らいだり
自分自身の内的なつながりを実感するような
内観をするためには
「心と向き合う姿勢(スタンス)」が土台となります。
(解説:「やり方」よりも「在り方」で変わる)
より深く内観したい場合は
「自分への質問力が自然と生まれる」
この感覚をつかんで
ぜひ体感を深めてみてくださいね☆
➡(解説:内観(ノート)のやり方。効果のコツは質問力)