自分の独自性を理解する内観:大人になってから気づく生きづらさとトラウマ感情

内観に興味を持つお客様の中には、すでに「心の学び」の経験を持つ方や、心の健康に関するプロフェッショナルとして活動している方も多くいます。そんな中で、お客様からよく聞くのは

  • 心に良いことが何か知っていても、実際に実践するのは難しいことも多い
  • 学んだ通りの考え方になれない時、結局は我慢するしかないの?って疑問が湧く
  • 前に進むにはどうすべきかを学び、納得したはずなのに現実で活かせない

 

といった葛藤の声です。この記事では、持て余し行き場をなくした自分独自の悩みを、どう取り扱うのかについて書いています。

 

個別のニュアンスに焦点を当てよう

心のケアの健康や自己実現に向けて、こう考えたら良くなる、これをやったら良くなる、といったものが、真理をついた正しいものであったとしても、時には自分に当てはまらないように感じたり、かえって自分を閉ざす原因となる、という瞬間も経験ありませんか?

これさえやれば、全てがスッキリ解消解決!という手法は存在しないはずです。なぜなら、私達の心は個人によって異なり、経験や感情も人それぞれ全く違うから。

これは、既にお持ちの知識を否定するものではなく、より細かく個別のニュアンスを汲み取って、個別の質を活かしたアプローチをすることで、より広範囲にわたって理解を深められる(=癒しが定着する)、というおはなしです。

 

トラウマの自覚は癒しの始まり

心の違和感に苦しむ方、愛着障害やアダルトチルドレン、HSP的傾向をお持ちの方々にとって、日常で遭遇する悩みの原因は無自覚のトラウマ形成によることが多いです。また、現在トラブルがあって悩んでいるのではなく、大人になるにつれてトラウマに気づいて自問自答が始まることもありますよね。心の違和感を自覚したことで、自問➡探求➡理解➡癒しと道が開かれていくことが多いです。

 

アプローチの個別性が重要

トラウマがある場合とない場合では、心に対峙する際のアドバイスやアプローチが異なります。トラウマがない場合でも、心の仕組みや身体との関連性を理解しながら内観をすすめることが重要です。

例えば、生きづらさが幼少時代の枯渇感から来るという話は一般的にも知られていることと思いますが、その枯渇感のニュアンスが喜びを増やすための発動なのか、危険から身を守るための発動なのかで脳の記憶システムが変わります。

特に、トラウマの場合は、ラクになったはずなのに何度も同じ葛藤に引き返しやすいんですよね。多くの場合、その反復にも原理があるので、無理やり軌道修正しようとせず原理を理解するとスムーズに軌道修正に必要な状況が揃い始めます。

ぜひ、教科書では語り切れない「個別のニュアンスに合致した寄り添い」を学び、癒しと気づきの心の対峙を楽しんでください。これまで気づけなかった領域の安心感を取り戻していくことが、これまで開かなかった心の扉さえも優しく開く実感に繋がります。

 

共感されにくいトラウマ感情を理解しよう

トラウマと聞くと深刻なイメージを持たれる方が多いと思いますが、その起因は虐待やネグレクトなど、自覚しやすい苦悩体験だけとは限りません。むしろ、「自分よりもっとひどい体験をしている人はいるから私には悩む資格がない」と抑圧したり、人に理解されにくい葛藤、共感を得にくい苦悩は、自認までに時間がかかることも多く、限界が来るまで理性で耐え抜こうとしがちではないでしょうか。

「中間に埋もれた苦しみ」達は、感受性や体感を鈍らせたり、戦闘スタイルを強化せざるを得ないのがリアルな現状だと思います。

 

内なる平和を取り戻す内観

当店では、このような個別のニュアンスに寄り添いながら気づき、解放、枠組みを超えた自己理解をサポートしています。お客様が安全面に配慮しながら日常的にセルフ内観し癒しを深められるようなお手伝いもさせていただいてます。

大人になって自覚した心の違和感・トラウマを癒したい方や、自分独自の感情に深く丁寧に寄り添いたい方は、優しい自己対話を学びませんか?ご興味ある方は、まずは内観体験相談をご利用ください。➡体験相談:詳しくはこちらです。

▼こちらからも案内ページを見れます

 

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