内観して嫌な気持ちになる。自己否定・自己嫌悪で内観できない。そんな経験ありませんか?苦しさに耐えて内観しても逆効果なケースがあります。
この記事は、
こんな時は、STOP。
自分で内観しない方がイイ場合もある。
そんなお話です。
- 暗い感情が沸々とわいて胸が締め付けられる
- 嫌なことをしてきた相手や、嫌な感覚を思い出して息が荒くなる。血圧が上がる。怒りの衝動が高まる。
- 見たくない扉を不用意に開いてしまう不安・恐怖感がわく。頭が真っ白になる。体が脱力してしんどくなる。
これらの状態は、セルフでの内観はストップしましょう。
当店にお越しのクライアントさんの中にも、「嫌な感覚に襲われて自分で向き合いきれなかった」と話してくれる方は少なくありません。
なぜストップした方が良いのか、どんな対応が必要なのかはケースバイケースなので一概には言えません。共通して言えることは、心と身体が強く緊張しているということ。頭では前に進みたいと思っていても、心と身体が納得のいく足場を組む方が安全でスムーズに前に進むということです。
心の奥に重い荷物を抱え込んでいる場合は、見たくない自分と向き合う勇気が必要です。でも、前に進むことを重視し過ぎずに、恐怖も不安も緊張も自分自身が受け止められる器を育てることが大事。
内観したいのに苦しくなる緊張を体験したクライアントさんから頂いた声をご紹介します。
途中までは自分で内観出来て、楽になったこともあります。でも、途中からネガティブなことを考えると、嫌なことを引き寄せそうで不安で怖くて素直な自分を観てあげれてなかった。私が受け止められるサイズに細かく分解して進むサポートを受けて、一番わかりたかった自分の気持を認めることが出来ました。それ以降、日常の不安感が激減して驚いてます。
長年ずっと引っかかってる「ホントの悩み」を軽くしたかった。人に話すと「気にし過ぎ」といわれる大したこと無いことだけど、私にとっては少しでもそのことを考えるだけ辛くなる。ラクになりたいけど向き合うのも怖かった。どうにもできずにいた不安をくみ取ってもらえて涙が出た。本当は誰かにわかって欲しかったんです。一人で抱えてるのは自分が思った以上にしんどかったと、サポートを受けて気づいた。小さな歩幅で私に合わせた進め方をしてもらって、前に進める感覚、実際に変化する感覚、出来ることが増えた自信がついた。
この巧妙な逃げ(心の声から目をそらす)と防衛は絶対自分では気づけなかったと思う。リアルな自分に気づけなかった時は、焦りと不安でしんどい時もあった。ひとりじゃなく一緒に伴走してもらって「そう、それ!」ていうフィットした言葉を引き出してもらえるのがありがたかった。自分を大切にするって「単純に”自分を責めない”だけじゃなくて、とことん丁寧なんだな」とすごく腑に落ちました。