心の整理をしたくても
- いざ内観すると自分と向き合うのが怖くなる
- 自問自答の「質問」が思い浮かばない
- 自分の気持ちがわからなくなる
- 不安のグルグル思考が止まらなくなる
そんなソワソワ・モヤモヤ感になることがあります。
内面と向き合っている最中に
- 何となく怖い、不安
- 嫌な気持ちに触れてしまいそう
- 気持ちのバランスが崩れてしまいそう
このようなときは
個別性を大切にしながら、
心の仕組みを考慮した順番で内観プロセスを進める場面です。
心理ケアが深まる準備
心の深い部分を癒したり
自分との繋がりを深めるプロセスとして
- 感情の度合いを受け止めるための準備が始まる
- 心の奥の癒しが深まる準備が始まる
そんな時期もあります。
必要なプロセスを段階的に進めることで
安心感の土台が構築されるなど
ケアが深まる大切な場面です。
注意ポイント
- 怖さを我慢してセルフ内観を進めようとしない
- 感情が強くなる・気が滅入る感覚をケアしないまま、グイグイ過去を掘り下げようとしないこと
- こうした感情を自己批判しない(してしまう自分すら寄り添ってOK!)
未消化感情と無自覚の傷
未消化な感情や、無自覚の傷を抱えているとき
自分では意識していなくても
バランスを保つ働きがあります。
たとえば
未消化な感情に蓋をする
認めたくない感情(悲しみ・怒り・寂しさなど)が心の中に残っていると、それを直視するのは苦しく感じます。無意識にその感情を「見ないようにする」「感じないようにする」ことで心のバランスを取る働きがあります。
我慢して耐えるか、戦って勝ち取るか
未消化の感情を抱えたままでは、自然に振る舞うことが難しくなります。そのため、「何とかしなければ」という思いから、2つのどちらかの方法で対処しようとします。
我慢して耐える(抑圧型)
自分の感情を押し殺し、「とにかく頑張らないと」と努力を重ねる。例えば、誰かに嫌なことをされても「気にしないようにしよう」と耐えたり、周囲の期待に応えようと無理をする。
戦って勝ち取る(攻撃型)
自分の存在価値を証明するために、競争に勝ったり、成果を出すことで安心しようとする。例えば、「私はすごい」と認められるために、仕事で成功したり、誰かを言い負かそうとする。
など
もう少し整理すると・・・
我慢も奮闘も、度合いは個人差がありますが、私たち現代人は少なからずこうした生き方(頑張り方)が染みついているかもしれませんね。
バランスをとるためには必要だった戦略ですが、限界を迎えると辛くなってしまう。
内観していると、限界が来る前に未消化感情や無自覚の傷、その背景に気づくことがあります。
でも、内観を進めることで、いきなり強いストレスに直面するのではなく、
まず「安心」を増やすことで、心に余裕が生まれ、ストレスを適切に認識できるようになる。
だからこそ、「安全な順番」で進めることが大切です。
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