内観コラム・自分の気持がわからない実例/混迷タイプ「どれが私の本音だろう?」

「自分の気持がわからなくなる」これは多くの方が経験あると思います。

「自分がわからない」にも色んなタイプがあります。今日はその中から一つ実例をご紹介します。

ご自身との共通点・違いから新たな発見やヒントになれば嬉しいです。

※掲載許可を頂いた部分のみご紹介しています


自分がわからない・混迷タイプの例

―どれが私の本音だろう??ー

どれが私の本音かわからなくなる

Q,どんな時に困りますか?

仕事や人との会話がスムーズに行かない時。

相手に合わせたい気持ちはあるのに、上手く合わせられない。

融通が利かない自分が情けない。落ち込む。

 

Q,自分で内観して気づいたことは?

●自分の得意・不得意が極端だと自覚した

出来ることはスムーズで人にも喜んでもらえる。自分でも楽しいから積極的にやりたい。でも、

出来ないことをするのが苦痛過ぎる。

「そんなのわがままだ」と思って、ほんとは苦痛なのに言い訳してる気がして正直になれなかった(のだと気づいた)。

●出来ないことを「辛い苦しい=わがまま」と思ってる

辛いことを「辛いと思うのはダメだ」と言い聞かせてた。

苦手なことを頑張って結局迷惑かけてしまう。そのたびに落ち込むのも辛い。

自分の得意不得意をちゃんと自覚したい。

●途中で思考がグルグルしてわからなくなる

苦手だと思ってることが、スルスルできて自分でも驚くことがある。反対に、得意だと思ってることが状況が変わると全然発揮できなくなる。

何が出来て、何が出来ないのか、何で私ってこうなの、どうしたらいいんだろう・・・とグルグル考えてわからなくなる。

結局、「自分は何もできない」となって答えが出ない。

●自分の気持が偽物のように感じる

得意と思っていたものさえも偽物のように感じてくる。

「どうやって生きて行けばいいの」と(極端な発想だと思いながらも)どんどん不安がわいて怖くなる。

 

Q,内観プログラム中に気づいたことは?

●自分のパターンを見つけた

質問に答えて喋ってるうちに、自分のパターンがあったことに気づいた。

どんな感覚になってるかで出来る・出来ないが決まると腑に落ちた

今まで感じてたことが言葉としてハッキリしてすごくスッキリした。

●セッション中の会話について

実は紀子さんとの会話で不思議だったことがあって。
私の話に紀子さんが「イイですねぇ」と相槌打ってくれたり、大きくうなずいてくれる時って、いつも、こんなことまで話していいのかな・・・引かれたらどうしよう…と不安になってる時なんです。

いつもそれがドンピシャで紀子さんの「いいですねぇ」に励まされて、セッションを受けるごとに心の内を話す・自分を観るのが楽しくなりました。

●秘めてた本音に気づいた

ここまでさらけ出して、本当は何を願ってたのかわかって安心した。

自分の感覚を疑うことが辛かったし、怖かったんだとわかったのが大きかった。

 

Q,気づきによって生まれた変化

●自分感がわかる

セッションの中で、私にとっては当たり前で自分では気づいてなかった感覚に

「そこ、温度乗ってる気がするけど、どんな感じ?」「その時の感覚と、この時の感覚、同じ匂いする?」「この言葉を自分にフィットする言い方に言い換えたらどうなる?」と、

私の話に紀子さんが感じたことを言われた部分が、自分1人の時も気づけるようになった。

 

●自分にフィットする感覚

自分の得意な感覚、自分にフィットしてる感覚が自覚できるようになったから、「どうしよう」の感覚が減った。

不安がわいても、自分の感覚を疑い出すことに気づける➡対処出来る。となって、今までと全く感覚が違います。 

自分の中だけで無意識にやってたことが人にも伝えやすくなって、濃い会話を楽しめる機会が増えました。

 

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