自分を変えたくて内観しても
実際に内面に意識を向けると
-
- 何となく怖い、不安
- 嫌な気持ちに触れてしまいそう
- 気持ちのバランスが崩れてしまいそう
そんなソワソワ・モヤモヤ感で
自問自答が進まないときがあります。
自分と向き合うのが怖い
本当なら考えたくない
そんな葛藤を抱えながらも
「大丈夫」と思える可能性を信じて
真摯に心と向き合おうとしているあなたへ。
この記事は
内観する中で出会う「怖さ」を理解して
気持ちをやわらげながら心と向き合う
内観ヒントを書いています。
自分と向き合うことが怖いのは
とても自然な感情です。
悪い感情ではありません。
私たちの心は
自覚できない部分も多いため
向き合うとなると勇気のいること。
見通しがつかない怖さ
- 見たくない感情が出てきたらどうしよう
- 嫌な自分を目の当たりに落ち込みそう
- 自分の本音を知っちゃって、今あるものを失うことになったら嫌だ など
イライラ・むなしさ
- 攻撃的な気持ちがわく
- 向き合うことに虚しさを感じる
緊張による生理反応
お腹が痛くなる
首、肩が重く感じる など
内観するうえで大切なことは
どんな感覚だとしても
「悪い感覚」はないことを
心に留めておくこと。
POINT
わきあがる不安や恐怖心を
敵視しない。
無理やり突破しなくてOK
むしろ、
湧き上がった不安や怖さをきっかけに
その背景にある感情や傷が
和らぐ可能性があります。
心理ケアが深まる準備
心の深い部分に触れて癒しを進めるときには
「準備期間」や「移行期」があります。
とくに、大切なテーマや
過去の傷を癒す前には
心が内観プロセスを受け入れる
準備が整い始めます。
内観は「心の仕組みに沿ったケア」も必要
ポイント
- 怖さを我慢したままセルフ内観を進めない
- 感情が強くなる・気が滅入るまま、グイグイ過去を掘り下げようとしない
- こうした感情を自己批判しない(してしまう自分すら寄り添ってOK!)
まずは
自分と向き合う「怖さ」の
背景に
どんな心の仕組みが働いているか
理解を深めてみましょう。
内観を止める「怖さ」の背景にあるもの
内観を止める「怖さ」の背景には
心が無意識にバランスを保とうとする働きがあります。
たとえば、
未消化な感情に蓋をする
悲しみ・怒り・寂しさなどを直視すると苦しくなるため、「感じないようにする」ことで心を守る。
我慢して耐える(抑圧型)
自分の気持ちを抑え込み、「とにかく頑張ろう」と努力し続ける。
戦って勝ち取る(攻撃型)
成果を出すことで「自分には価値、正当性」と証明しようとする。
別の意味を加えて意義を持たせる
〇〇な前世だから苦しいんだ、神(宇宙)に選ばれた特別な存在だから試練を課せられているんだ、など「苦しみの正当性」をもって「解放=特別感の喪失」という無意識設定を作ることがある
こうした「頑張り方」は、心のバランスを保つための大切な戦略でした。でも、限界を迎えると辛くなってしまいます。
どんな頑張り方をしていたか自己認識して、頑張りを認める。ねぎらう。そこに生まれる心の声に耳を傾けことができると、セルフ内観でも癒しが深まります。
(やり方解説:内観のやり方。効果のコツは質問力)
ひとりで抱え込まなくてもいい
もっと自分を大切にしたい。
このままでは嫌だ、変わりたい。
この思いを叶えるには
自分の個別性をくみ取った進み方
をすることです。
でも、無自覚の「自分ならでは」を
自分でくみ取ることは
難しいものです。
自分と向き合いたいけど
ひとりでは限界を感じるときは
ひとりで抱え込まなくても大丈夫。
サポートを受けてケアを深めることも大切です。
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