こんにちは
札幌心理セラピスト・ゼロリセットトレーナーの
設楽紀子(したらのりこ)です。
今日はAさん(仮名)から頂いた
セッションのフィーリングをご紹介させていただきます。
ブログ掲載にご協力いただきましてありがとうございます!
さて。
Aさんのご相談は、
最近漠然と感じている
職場でのモヤモヤする気持ちについて
でした。
Aさんは、自分の悩みが深刻には感じていないものの
モヤモヤと気になっている案件が
いくつも重なっている状態で
頭がぐるぐるして冷静な判断ができていない自分に気づき
何かヒントが欲しくてご相談にいらっしゃいました。
お話を伺うと
全部の案件を細かく伺うよりも
感覚を一緒に整理しながら
心の動き方についてお伝えした方が楽になると判断し
この日は、講座とセッションを混ぜたようなスタイルで
抱えているモヤモヤの絡まりをほどいていきました。
いくつか質問させていただき
普段感じていることや、出来事のパターンを振り返ってみると
ご自身も気づいていなかった
強い自己否定のテーマが浮き彫りになりました。
自分は人も、物も、粗末に扱っている。
とご自身を責めていたんです。
当たり前のように湧き上がっていた
このダメ出しの気持ちが
自分を責めていたつもりもないほど
自分を責めてたんです。
なぜそういうパターンを引き起こしてしまったか
というのを
紐解き進めてところ
そうやって自分を責めることで
自分の気持ちを犠牲にしてでも後悔しない選択をしようと用心深く出来たり
自分を悪者にすることで
期待に応えられない不甲斐なさや
申し訳ない気持ちを緩和しようとしていた
と、無意識の自己防衛が浮き彫りに。
もちろん、
そんなつもりはないんですよ。
私たちの心は
こうしていろんな思考パターンを
無自覚に作っています。
そして、そのパターンを見つけることが
ゴールじゃないんですよ。
むしろ、ここからが本質的なスタートなの。
更に微細な心の紐をゆるめていくと
Aさんが一番大切にしたい
根底にある想いは
「感謝の気持ちを伝えたい。」という思いでした。
感謝や温かい想いが伝わらない、
誤解される、否定される強い悲しみ
から守るため
万が一でも、そうならないための選択ができるように
自分を責めて、
問い詰めているような心理状況を作っていたのです。
普段感じていること
言葉にはなっていない感覚を
ずれることなくはっきりさせて
自分の本当に守りたかった本音を
ご自身がわかってあげたことで
いくつも重なっていた案件も全て風通し良く
見えるようになりました。
これまでのように自分に負担をかけず
温かい気持ちを自分で大事にしながら
自由な選択をしていけます。
さて。
私たちは、「自己否定」と聞くと
ネガティブな意味合いでしかとらえませんが
こうして丁寧に丁寧に
潜在的な意識にお話を伺うと
最終的には自己否定すらもあったかいんですよ(^^)
誰でも、自分を否定したくてしてるわけじゃないんです(^^)
Aさんはこのセッションの後
モヤモヤの根っこが抜け
お仕事や新たなチャレンジもスムーズにすすみ
この感覚を日常生活でも活かして
たまに、手帳に気持ちを書き留める時間を作っているとのことです(^^)
あぁぁぁ。感激!!
Aさん、温かい時間をありがとうございました(^^)