内観(ノート)のやり方。効果のコツは質問力

内観して、こんな感覚になったことはありませんか?

さんざん本音で書き出した。 自分の気持ちはわかった。 でも、そんなの、とっくにわかってる。 で? 全然スッキリしないけど・・・ どーしたら良いわけ?? 内観のやり方

  • 内観してもスッキリしない
  • 掘り下げがうまくいかない

そう感じる方はとても多いです。

これは、

内観のやり方
間違ってるのではありません。

やり方は超シンプル。まずはおさらいしていきましょう。

 

内観ノート・やり方

内観はネガティブな感情に着目します。

内観 やり方 ネガティブ感情をみる

私たちは、モヤモヤすると「モヤモヤさせた相手や出来事」に意識を向けますよね。

内観 やり方

この意識の矢印を自分に向けます。

心の反応「モヤモヤ感」がどんな動きをしているか観察します。

内観 やり方

コツは、観察だけに徹すること。

 

この「観察」の精度で内観の内容や方向性が変わります。

 

結局、内観てなにするの?

内観のやり方って、結局のところ

心の状態を見る

わいた質問を自分に問いかける

答えがわいてくる


この繰り返しです。

やり方がシンプルな分、「こうすればいい」という方法だけではコツをつかみにくい。結果的に、セルフで濃い内容の内観をするのが意外と難しいものです。

でも、「これをやらない方がいい」という内観の罠を知っておくだけで、内観の質が上がります。

 

よくある内観の罠

内観すると、「内観のズレ」が起こります。

例えば

ネガティブな感情や思考を避けて、「嫌な感情を見ても無駄!」と蓋をする
内観 やり方

「こうなったらいいな」と前向きに考えを切り替えて、モヤモヤの根本に着目しない
内観 やり方

このように、内観しているつもりが、実は「見てない」ことが多いんです。

 

心を見るには質問力が大事

まずは、心の仕組みを知ること。特に「心を軽くしたい」「自分のコアな部分に気づきたい」という目的がある場合、心の仕組みに沿って内観することをお勧めします。

というのも、「自分自身と向き合う」というざっくりとしたものでは内観しても効果を実感できません。何をどう見ればいいか、わからないからです。

 

例えば、この写真が心の中の景色だとしましょう。

「部屋はどんな色ですか?」と質問されたとします。

部屋が見えているものの、どこから見ればいいかわかりにくい。

「なんとなく茶色系が多い」「茶色と白かな」など、漠然とした答えになりやすい。

 

でも、「あなたは部屋にソファはありますか?もしあるのなら何色ですか?」と具体的に質問されたら

ソファに意識の焦点が当たり「茶色のソファがある」と答えやすくなります。
人によっては「こげ茶のソファがある。5年前に買った当時はもっと色が濃かった」と詳しく答える人もいるかもしれません。

 

内観の自問自答も同じです。

手放したいのに手放せない感情、思考癖を軽くする内観は質問力がポイントです。

だからこそ、クライアントさんと一緒に、心の仕組みを共有(内観講座)したうえで

質問の意図や方向性を理解しながら

心理状況にマッチした心の見方をお伝えして自問自答(実感)のサポートをしています(内容はこちら)。

すると、自分の内側にある感覚に焦点が当たり濃い内容の自問自答になります。この体感は、自分の心の動きや悩みの構造を頭でも心でもわかるのでセルフの内観スキルもUPします。

 

心が「見えてくる」のが内観

内観しても質問が思い浮かばない

思考・感情にふりまわされず、
心の観察に徹する。

すると、

質問が「わく」ようになる。

この「心の見方」が身につくと、心の中を「探す」という感覚が、「見える、わかる、気づく」に変化します。

クライアントさんの例
自分の気持ちがわからない

自分の気持ちはわかってるけど、モヤモヤが残ってる

これが私だ。

 

質問集など「どの答えを導き出すか」を設計された問いかけではなく、場面にマッチした臨機応変な自問自答が「気づきに至る実感」に導いてくれます。

心の見方がわかるようになるには、特別な能力は必要ありません。「心の声を迎えに行きたい」という気持ちがあればOK。特に「心の痛みを自分自身の力でやわらげていきたい」「心の土台に安心感を育てたい」という純粋な願い、希望が大切です。それができるかどうか自信がなくてもOK。自分と向き合うことに不安や恐れを抱くことも自然なことです。

女性クライアント様の声

親に対してのネガティブな感情が消化できず内観を習いました。

プログラム中、「一度掘り下げをストップしましょう」と言われました。その時、掘り下げの止め方、消化できない感情の扱い方を教わりました。

なるほど!と納得。安心して掘り下げを止めたら、自然と自分に対して疑問がわいてきました。おかげで長年感じていた生きづらさの根っこに気づくことが出来て、心だけでなく体までラクになりました。それまでは、嫌な感情を消すことに必死で、一ミリも自分の気持ちが見えていませんでした。

 

 

ひとりで「苦しい内観」頑張っていませんか?

内観はセルフでもできますが、無意識の領域を見るには限界もあります。

また、内向的で人とぶつからないように気を使う優しい控えめさんや、悩みがあっても人のせいにせず内省できる理性的な人は、知らぬ間に「自分と向き合う=自己批判」となってしまいがちです。

無理な変化を急かされず、心の機微を丁寧に扱いながら自分を見るサポートを受けたい方は、体験相談(90分)をご利用ください。➡まずは内観の内容をチェック 
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