クライアント様の声
母親に干渉されるのが嫌だった
母の親切心、私を想ってくれてるのは分かる。その気持ちを嬉しいし踏みにじりたくなかった。大人になってから、母の心配によって注意喚起されるのが自分にとってはストレスだと気づいてしまった。
心配性な母親の言葉
「○○にならないように気を付けなさい」「○○になるかもしれないから気を付けなさい。」
聞き流せばいいのに、この注意喚起に過剰に反応してしまう。言われると過剰に不安をあおられ、そうなるのが嫌で母の言葉が怖く感じるようになってしまった。強く拒否してもし母の言うとおりになったら、今まで以上に強くしつこく言われると思うと、我慢して聞くしかない・・・となって母を避けたくなる。
自分がこんなにストレスに気づいてからは、「もう大人なんだから自分を立て直そう」「何でも怖いと思うのはやめよう」と意識するけど、過剰な怖がりをどうにも出来ず、その度に母を思い出し、嫌いになりそうで辛い。情けない。
内観プログラム(現在進行中)のご感想
「嫌がってもいい」「鬱陶しいと感じてもいい」のは理屈としてはわかってたけど
セッションを受けて文字通り心と体が納得。安心して嫌がってもいいとなった。心底嫌がれたというか、怒りや憎しみをちゃんと認められた。
蓋をしていた気持ち
今まではこんなこと思ってるなんて認めるのが怖かった。見ないふりしてきた。母のことを嫌いになりそうで怖かった。本音を認めるのはイコール母を嫌いになってもいいと許可してるようで罪悪感があった。
この気持ちを丁寧に細かくサポートしてもらえて、ムカつきながらも安全な感覚、自分で逃げずに本音を認めて正直な自分と向き合えたのが大きな経験になった。
境界線の大切さを実感した
本当に自分を守る感覚を味わえた。この安心感ははじめて感じた体感でした。
自分の感覚を尊重することと、母を大切に思うこと。この2つは相反するものではなく、自分を大切にしても母を「嫌いじゃないのはわかってる」と気づけた。それも嬉しいです。ちゃんと向き合えば変われると実感出来て、やっと自分を見てあげられる、観て良いんだと安心した。
この感覚を軸にして家でも自分でやってみたいです。まだ色んなことに気づける気がして、今後も楽しみです。
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