内観コラム・優しい自責タイプが自分を責めるのをやめる時

  • 嫌なことがあると相手を責めずに「自分が悪い」と考える
  • 嫌な態度をされても相手をかばって自分を下げる
  • 誰も悪者にしない答えを永遠と探してる気がする

そんな

優しい自責タイプのあなたへ。

 

嫌な出来事が起きたり、問題が発生した時、何かや誰かのせいにしないで自分を振り返って反省点を探す。これって大事なことですよね。でも、自分を省みる(振り返って反省点を観る)のではなく、自分を悪者扱いしたり、冷たくダメ出しするのでは心が痛んでしまいます。

自己否定癖は、ほとんどの場合がちょっと考え方を変えてなくなる癖でもないですよね。でも、

内観したクライアントさんのご感想は「自分を責めなくなった」という声が一番多いんです。それは、

「自分を責めない方がいいと分かったから」ではなく「責める必要が無いと心底納得した」から。そこにはいつも自分自身の心の温度に触れる体験があります。

はじめは「こんなに冷えてる部分があったんだな」「こんな温かさがあるんだな」と、まるで体内温度を自覚するかのように自分で自分をわかってあげる。理由は省略しますが、これだけでも自己否定の癖はずいぶん無くなります。でも、これはあくまでも癒しの一部。

一番大切なことは、心の奥から湧き上がる愛の発動を自分自身が思い出すことです。

 

自己否定しなくなる2つのきっかけ

 内観する女性

自己否定から卒業する過程は「2つのポイント」があります。

①まずは「気づいてない自分責め」に気づく。

プログラム中、「無自覚の自分責め」ってこんなにいっぱいあるんだなーって面白くなる程「責め」に気づきます。自分責めの背景には過去の傷つきがあり、根っこが癒されと、

②つぎは、自分を責める「癖」に心底嫌気がさす。

「もうこれ以上自分を責めたくない」という気持ちがすとんと腹落ちするんですよね。心の基盤が出来て「自分の味方は自分」という感覚がどっしりしてきます。

私自身も同じ。私の場合、初めて無自覚の自己否定に気づいた時は驚きました。

「まさかこんなに自分を責めていたなんて・・・わかっていたことなのに全く気づいてなかった。」という感じ。「こりゃグルグル・モヤモヤするわ」と納得しました。と同時に、

自分を責めたかったわけじゃなくて、ベストが何か模索してる自分。「自分が変わらなきゃ何も変わらない」と真剣な気持ち。いつも不安で心細かった不安定さ。こんなふうに、心の表も裏もいろんな感情があったと自覚しました。

 

自己否定の「癖」から自分を救う

自分を責める癖は手放した方がイイ。だけど、手放せるものなら、もう手放しているはずです。

愛着障害、アダルトチルドレン、トラウマなどがある場合は本やネットで「自分を好きになる方法」「ダメな自分も認めて良い」と知って「そうそう、そうなんだよね!」と納得してるのに

  • 思い通りに変化できない
  • どうしても自分を好きになれない
  • 自分を大事にしてるのに、「私なんて・・・」の感覚が変わらず残ってる

こう感じる方も多いでしょう。

でも。「自分も自分を責める癖があるな。辛いな。」と心当たりがある人は、変化しやすい時期かもしれません。その辛さが変化をもたらすきっかけになるからです。

だから、安心して辛さに正直になって向き合ってみてください。

自分を責めたくて責めてるわけじゃないはず。どうして自分を責めてしまうのか、きっと沢山の言い分があります。自分の味方していいんですよ。誰の基準にも支配されずに、自分の感覚に優しく耳を傾けて、辛さの根っこに気づいてあげましょう。

「正しい自分」になるためではなく、「自分をわかってあげるため」に内観しましょうね。

 

 

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