つい悪い方へ考えてしまうマイナス思考はどうやって手放せるの?

 

この記事はこんな人にオススメ

  • 悪い方に考え過ぎてしまう時に、対処できるようになりたい。
  • 気持ちを切り替えたい。前向きになりたい。
  • 引き寄せの法則で悪いことが起きないか不安。
  • 潜在意識を変えないと上手くいかないのでは、と焦る。
  • 気持ちを切り替えられない自分を責めてしまう。

 

自分でも「ここまでマイナスに考える必要ないのにな」と思う時は、「悪く考え過ぎてしまう状態」を一旦受け止めて、見守るスキルが身につくと思考がクールダウンしていきます。

悪い考えが浮かんでしまうけど、それを自分で止められないのは自然なことです。でも、自分を苦しめてしまう位なら、マイナス思考がわいたときの対処法と、思考癖そのものを減らしましょう。

 

 

マイナス思考の対処法

思考を止めるには、

  • 別のことに意識を向ける
  • 目をそらさずに思考の根本に着目する

どちらかの方法で対処することが出来ます。

別のことに意識を向ける、とは

一般的には別のことに意識を向ける方法を語られることが多いです。

「考えないで、切り替える」「考えても仕方がないと割り切る」。でも、無理に前向きな考えようとしなくてOK。

「考えたくなったらまた考えよう」と心にスペースをもって、楽しいことや、今集中したいことに意識を向ける。または、身体に意識を向けるのもGOODです。運動したり、ただ体の感覚に集中して呼吸をするのもOK。

 

目をそらさずに思考の根本に着目する、とは

切り替えようとすること自体が苦しい。今感じていることを誤魔化している気がしてモヤモヤする。そんな時は、「切り替えなければいけない」と自分に課さないことが大切です。私は、マイナス思考を抑えつける習慣によって、知らぬ間に自分を深く傷つけていた時期があります。

だから、気持ちを切り替えるまえに、ありのままの感じ方を「ここまで考えてしまうな」と全面的に受け入れて、その背景にある不安や恐れに寄り添うスキルアップをお伝えしています。

切り替えてもOK。でも、それが自分の気持ちにそぐわないのであれば、切り替えなくてOK。大切なことは、思考の中に飲み込まれないことです。

 

 

前向きになりたいあなたへ

前向きになりたい。この気持ちの根元には、「前向きなあなた」がいます。

この事実を頭でも、心でも、思い出していきましょう。

そのためには、前向きでありたい「前向きな気持ち」と、マイナスに考えてしまう「ネガティブな気持ち」の、両方を書き出してみましょう。

  • こんなにまえむきなのに、こんなふうに思ってしまう。
  • こんなふうに思ってしまうけど、こんな気持ちもある。

どちらも事実として認めたうえで、前向きな気持ちを眺める。採用してみる。何度でも立ち返る。

あなたのペースで大丈夫。あなたの中にある心の声は、あなたが守ってあげられます。

 

引き寄せの法則に苦しんでいませんか?

悪いことを考えると、そうなりそうで怖い

まずは、心に留めておきたいこと。

ネガティブなことを考えてしまったからといって、その思考のせいで現実が悪化するとは限りません。

よく、こんなご相談を頂きます。

引き寄せの法則が起きそうで怖い

嫌なことが現実になったらどうしよう

マイナス思考になるってことは、潜在意識を変えなきゃやばいってこと?!

 

あえて、ハッキリ言います。「マイナス思考が湧き上がるせいで、悪い現実を引き寄せてしまう。」これは飛躍した考え方です。

確かに、潜在意識が現実に大きく影響を及ぼすと言われています。実際にそう感じる経験をしたこともあると思います。

しかし、省略し過ぎた解説をうのみにして「潜在意識を変えればすべてうまくいく」よって「潜在意識を変えなければうまくいかない」と思っていませんか?

うまくいかない現実、その可能性を自分の意識のせいにして苦しんでいるのだとしたら。あなたが今苦しんでいるのは、「マイナス思考」が原因ではなく、採用した情報の影響だと気づくことが大切です。

【マイナス思考がわく=悪いことが起きる】この強迫観念にとらわれて、不安、恐怖、焦りがわいてしまうご相談のほとんどが、マイナス思考になってしまっても仕方が無いような状況を抱えています。ただでさえ不安なのに、不安になる自分を止めなければいけない不安を重ねて非常にくるしい状態になってしまうのです。

 

マイナス思考が起きても大丈夫な理由

マイナス思考とは、人間が危険に備えるために起こす機能の一つです。不安や恐れを感じることで自分自身を守ってくれるはたらきをしています。

不安にならざる終えない状況の時、考えたくないのに考え過ぎてしまう時、一旦その自分を受け止めてあげましょう。

そのうえで、心の底では前向きになりたいと願っている自分がいることをたまに思い出せる。これが自然な状態です。悪いことでも、悪いものを引き寄せる状態でもありません。

 

楽観的なアドバイスに傷つく時

「悪い方に考えると上手くいかないけど、良い方に考えると上手くいく」という思考パターンがあると、実際の心理状態を見極めることなく「それはやめた方がいい」とアドバイスされることもあるかもしれません。前向きになりたい時には、前向きな言葉をかけてくれる人や情報に勇気づけられます。

もしも、自分が望んでいないのに過度なアドバイスをされるときは、心の中で「受け取らない」という選択も出来ます。気持ちが繊細な時は、人の言葉に影響を受けやすい状態。境界線を持つことが大切です。

プラス思考主義の人と、マイナス思考になりやすい人が会話すると、マイナス思考の人が自分を悪く解釈しがちです。大切なことは、誰もが自分の感じ方を否定せずに受け止めること。苦しい反応は俯瞰(ふかん)して飲み込まれない心のスペースを確保することです。

そうすると、思考は自然と静まり、プラス思考がわきやすい本来の状態に戻りやすくなります。

上手くいかない時、自分の気持ちを見つけたい時は、お声がけください。

クライアントさんの例

「考え過ぎ」「心配し過ぎ」の癖

内観のご感想・変化
  • どれだけ心をすり減らしてたか気づいて、本当に自分を大切にしたい気持ちが芽生えた
  • 心の本音がわかるようになった。不安になりやすい自分も、不安が減った
  • 子どもの頃からの怖さを手放せた。常にビクビクが減った
  • フワッと前向きな気持ちがわくようになった
  • ちゃんとしなきゃいけないプレッシャーから解放された
  • マイナス思考な自分も結構好きになった

 

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