「幸せなのに辛い」が「幸せになっていい」に変わった理由

 

嬉しいことがあるとき。

進みたい方向に向かっている最中。

もっと喜んでいいはずなのに、なぜか心の中にズシンと重い感覚がある。

 

気にしなければいい、と思いながらも、
本当はもっと心から
幸せを実感したい。

 

そこで湧き上がる疑問
「なんで私は、こんなふうに感じてしまうんだろう」

このモヤモヤをスッキリさせたかったAさん。

この記事はAさんの不安が減って、幸せになる許可を出し、その喜びと安心を感じられるようになったプロセスをご紹介しています。

 

「幸せになっていい」と思えた理由

セッションを重ねていくうちに、アクセルも、ブレーキも、ハンドルも、すべて自分の中にあったとわかった。「もう大丈夫」というどっしりとした柔らかさが内側から湧いてきました。

不安が減った

前は不安になるのが怖くて仕方がなかった。変わるために向き合おうと思っても、不安を消せるわけじゃないし、

これってもしかして私は本当に望んでることじゃないからこんな気持ちになるのかな??と、自分の気持ちがわからなくなることもあった。

内観を学んで、不安を見れるようになったら、あの怖い不安が減りました。すごくラクです。

 

Aさんが体験した気づき、癒し、変化とは??

 

「幸せなのに辛い」の背景にあったもの

子ども時代

大人や周りの感情や事情を読み取っていたAさん。

お母さんの不機嫌や大変そうな姿を気遣って、影の支えになろうとした子供時代でした。

自分は心のどこかでいつも居場所がないような不安感があり、大人になっても心細さが変わることはなかった。

 

SNSで心の情報を得る

心のことに興味を持ったきっかけはSNS。

自分の親は世間一般でいうヒドイ毒親というほどではない気がするものの、決していい環境ではなかった。何となく消えない怖さが、子供の頃の家庭環境が影響しているのは納得できた。でも、どうすれば変われるのかわからない…。

 

 

「罪悪感」を内観して見えたもの

いままで漠然と感じていたけれど、改めて「私は幸せになることに罪悪感をもっている」と心から認めることが出来ました。

とにかく何でも「申し訳ない」と思っちゃう

自分の中にある気持ちを丁寧に見ていくと、気づいてなかった感覚がわかりました。「あのときも」「こんなときまで」と全部がつながっていくようにいたるところで謝ってる私がいた。
悪いことをしたと思って謝ってるんじゃない。私なんかがいてごめんなさい。っていう感覚で謝ってました。

 

Aさんが無意識のレベルで抱えていた罪悪感のニュアンスは、
「自分の存在そのもの」に対して。

だから、どこにいても何をしていても(していなくても)、何となく肩身が狭く感じてしまう。

「何か迷惑かけていたらどうしよう」と気を張るのが当たり前になり過ぎて気づかなかったんです。

 

 

心の奥の声に気づいて変わったこと

ずっと背負っていた罪悪感に気づき、申し訳ない存在だという思い込みにも気づいてからは、

これって本当に思い込みだった
納得に至る取り組みをしました。

というのも「こういう罪悪感を感じていたな」と気づくだけでは、頭の理解に心が追い付かないことがあるからです。

「だから苦しかったんだ」と納得して、前よりはラクになったものの、日常の中でその感じ方があっさり消えるとは限りません。

日常の中に内観を取り入れて、セッションを重ねながら「自分で在ること」「安心を感じれる力」を少しづつ取り戻していきました。この「少しずつ」がポイント。

いきなりガラッと極端な変革を求めずに、ジワジワと着実な体感を積み重ねることが自分の軸となります。

 

生活の中での気づき

この前、地下鉄に乗っているときに、今まで席に座ることに罪悪感を持っていたことに気づきました。自分ではそんなつもりはなかったけど、子供の頃からそうでした。 生活のあちこちにあった申し訳ない感覚、同時に肩身が狭くなる感覚が明らかに減ってます。一つ一つはすごく小さなことだけど、生活全部がすごくラクになりました。

 

 

変化の鍵

Aさんが、無理せず心から安心できるために歩んだ内観プロセスは

「どうして私ってこうなの?」という自分に対しての関心と疑問があったからこそです。

 

嫌な感情がわいても心の中に戻ってこれる場所が出来た

モヤモヤしたり、苦しい感じも、ピュアな願いや希望から生まれているとわかって「ここに戻ればいいんだな」「見ればここに戻れる」っていうのが本当に実感できました。

苦しさと同時に存在していた「幸せになろうとしている自分」もいたことに気付けてホッとした。前を向いて進んでるし、その自分をやっと認めることが出来た。

ここまで丁寧に見れたからこそ、ここまで納得できた感じがします。自分でもびっくりです。

 

 

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