内観(ノート)のやり方。効果のコツは質問力

この記事は、内観の「質問力を上げる必須事項」を書いています。

「必須事項」と書いた理由は、

この記事の内容は
自分の心との「かかわり方」
でもあるからです。

補足記事

内観をはじめる際のやり方は
➡解説:内観のやり方・基本編


一般的な内観・質問具体例などは
➡解説:気持ちを整理・分解する具体的なやり方2選

 

内観スキルのある、なしよりも

自分自身の心と
丁寧な「かかわり方」をすることが
大切だと考えています。

それが結果的に
気づきに導く質問力となる。

ぜひ、その体感を楽しんでください。

POINT

  • 思考で心の動きを誘導しない
  • 心に耳を傾ける
  • 感じとる

 

この3つのポイントを意識することで

自然と気づきが重なり、
一歩一歩と、着実に
心の奥へと導いてくれます。

 

そんな
自分に寄り添う質問力
質問が生まれる力
育んでいきましょう。

 

「思考で心の動きを誘導しない」てなに?

私たちは普段、何気なく

  • 目の前の出来事にどう対応しようか
  • 状況にどう適応しようか
  • どんな判断、行動しようか など

外部に向けての在り方や行動に意識を向けて
思考が動いています。

特に、悩んでいるときは

  • 問題をどう好転させるか
  • どうすれば解決するか
  • そのための最善な手段はなにか

について思考が動きます。

内観 やり方

しかし、内観は心に意識を向けます。

内観 やり方

この時に

  • 「どんな答えを出すべきか」
  • 「何が最善の考え方か」など

答えに導こうとしない。
心に耳を傾けます。

内観のやり方 心に耳を傾けるとは

 

 

「心に耳を傾ける」ってどういうこと?

「自分の心に耳を傾ける」って
具体的にどうすればいいのでしょうか。

心の声は聴覚で認識できない
目にも見えない
だから

  • 何を思ってるか
  • 何を考えているか

に意識を向けます。

  • 「こんな気持ちになっているな」
  • 「こんなことを考えているな」

と確認してみましょう。

そして、さらに重要なポイントがこれ。

POINT

「確認する」
それ以外は、しない。

 

これが、
「思考で心の動きを誘導せずに、心に耳を傾ける」です。

 

「心の声」がどれかわからない

実際に内観してみると

  • どれが心の声で、どれが思考なのかわからない
  • 漠然とモヤモヤ、イライラしてるけど、それ以外はつかみきれない

なんて感じたことはありませんか?

内観 わからない

それは

「今、自分の内面で体験していること」
に着目しないまま

「この先の選択肢、アクションプラン」
に意識が向いて
答えを「探している状態」かもしれません。

POINT

「探す」を一旦止めて
「確認する」にしてみましょう

 

 

「自分の内面で体験してること」を確認する

内面で体験していることは
「感情」「思考」「生理(体)反応」です。

感情と思考の区別がつかない
と戸惑うこともありますが

感情と思考は融合されていて
はっきり線引きしにくいもの

ここでは
敢えて区別しなくてもOKです。

 

内観 やり方 質問思考は手放した方がいいんでしょ?

内観するときも、頭で考えずに感覚に意識を向けた方がいいんですよね?


たしかに、内観するときは感覚に意識を向けることが大切です。

「頭で考えるだけ」では内観がスタートしません。

そうはわかっていても、
思考は「わくもの」です。

思考を手放したいと思っても
自動的にわいてきますよね。

「わくもの」だから「わかせていい」。

この「内的な事実を、事実のままに」
受け止めることが大切です。

ぐるぐる思考で疲れるときは、
どんなグルグル感を体験しているか
確認する。それ以外は、しない。

これが、

内面で体験していることに耳を傾ける
ということです。

 

 

「内面の体験」を書き出すポイント

書き出すとき心に留めておきたいポイントがあります。

意識のセッティング

「相手に対してどう思うか」と考えるのではなく

「私は~~という感じ方をしている」
「私は~~という考えが浮かんでる」
と内面を実況中継することに意識を向ける。

内観 セルフコンパッション

フリースタイルな表現

  • 人に説明がつくような言葉に落とし込めなくてもOK
    / 心の中に冷たくて重いナマリのようなものがある感覚
    / やっと長いトンネルが明けたと思ったら、続きを見つけてしまったようながっかり感
  • 矛盾した気持ちが混ざってる場合、両方あってOK
    / 進まない場所にいるような感覚。と同時に、そんなはずない、そう思ってるなんて認めたくない。という気持ち、両方ある
  • 表には出せないような、強い感情を表現する言葉でも「その強度」を確認・把握する

書いて苦しい時はストップしてOK

「嫌なことを考えたら現実になってしまいそうで怖い時」は、「怖いと感じている」と認めるだけでもOK
※「怖い」を「認めることが怖い」ときは、無理に認めるのではなく「認めるのが怖く感じてる。だから認めたくない」と「あなたのままの事実」を確認してあげる

 

「内面の体験」を書き出す例

解説:内観のやり方・基本編/状況把握、心の景色の可視化

例①
私は、また誰かに認められたいって思ってる。こんな自分を変えたいのに、どうしても人にどう思われるか気になってる。

不安、心配、緊張、恥ずかしさ、悔しさ、怖さ、自分への怒りを感じてる

例②
私は、相手の機嫌がこわい。気を遣ってる。顔色見てびくびくしてる。

恐怖、警戒、緊張、イライラ、嫌悪感が心の中にある

例③
私はすぐ相手の言葉に傷つく。頭では、相手に悪気ないとわかってるけど、やっぱりあのいい方は腹立つ。自分だったらあんな言い方しないのに!とイライラしてる。

怒り、悔しさ、悲しみ、悔しさ、寂しさ、罪悪感が消えてくれない感覚

 

次は「感じとる」をやります

ここまでは「心の声」を確認しました。

✔ 思考で心の動きを誘導しない

✔ 心に耳を傾ける

▶▶感じとる

 

次は、『感じ方』を確認します。

書き出したもの=内面で起きていること

それってどんな感覚?
どう感じてる?

と、体の反応や気持ちの揺らぎ具合を
確認します。
内観のやり方 質問力 

ここでのポイントも先ほどと同じく

POINT

「感じ方」を確認する。
それ以外は、しない。

 

これが
内面で起きていることを
感じ取っている状態です。

 

「感じ方」を確認すると、言葉が生まれる


こうして内面に意識を向けて
丁寧に感覚を感じ取ると

  • 記憶が刺激される
  • 思考の動きが変わる
  • 心理状況の全体像が見える

など、
心理状態がよりはっきり見えます。

すると

最初に書き出した内容を
別の側面から感じ取れたり
さらに生々しい「正直な気持ち」に気づく

これが言葉として湧き上がってきます。

 

湧き上がる言葉の例

例①
私はただ認めて欲しいだけ。強く願ってる。

願っても意味ないってわかってるけど、願ってる。
願っちゃダメなの?って悲しくなってくる。

例②
なんで私ばかり気を使わなきゃいけないの?とイライラしてる。

なんでそんなに態度がでかいの?ってムカついてる。
怒っても無駄だから、怒る気力もないだけ。
なめんな!ふざけんな!ばか!!!
思ってるけど、
「怖い」が勝つ

例③
私が気にし過ぎなのかもしれない。
鈍感な相手に、
私ばかり我慢させられてる気分になってる。
私が悪いの?なんで?と腹が立つけど
これって怒る私が間違ってるの?
答えがわからない。どうしていいかわからなくなる。

 

注目ポイント

色付けした部分は、言葉以上の情報が詰まっている可能性があります。ただ文字だけの判断でなく。その言葉が生まれた背景や、感情の流れなどをくみ取って、あなたの「言葉の景色」を忠実にキャッチすることがポイントです。

 

 

生まれた言葉達との対峙

こうして内面をリアルな言葉で確認すると
気持ちの輪郭がはっきりします。

思っていた以上に
怒ってた、悲しんでた、怖がっていた
など

「感覚の度合い」を確認したり

「要するにこれが嫌なんだな」と
気づいたものを書き出して
悩みを明確にしましょう。

 

悩みの明確化の例

例①
私は「認められること」を枯渇し苦しんでいる。
この枯渇感を満たせず、
欲求自体を消そうとして、フラストレーションがたまる。

例②
私は「高圧的な態度」に強く反応してる。
怒り・反発心をもちつつ
反射的に恐怖を回避する「媚びる癖」が出て自己嫌悪を繰り返してる。

例③
私は「尊重されない、不平等感、理不尽」に感じ

怒り、悔しさが消化できず苦しい。
無理解に対する悲しみを消化できず
落としどころのない疲労感。

など

 

それをまた、感じとる

この「明確になった悩み」
その「感じ方」を

また、感じてみる。それ以外はしない。
不安

 

感じ取ると、質問が生まれる

こうして、

悩みを明確化する

「感じ方」を確認する

ができると

先ほどと同じように
自然に言葉・自分への質問が生まれます。

自問自答 内観 やり方

 

浮かび上がる質問の例

  • 私は、ずっと認められたいと願ってる。
    何を認められたいんだろう…。

 

  • 思った以上に、本当に怖かったんだな。
    子供の頃の感覚と同じ。
    薄々気づいてはいたけど、どうして今でも怖がってしまうんだろう。

注目ポイント

✔ 自然と「何を?」「どうして?」が感覚をキャッチしましょう。

 

このように生まれた質問と、心の動きの観察を繰り返している中で、今まで気づいていなかったような「気づき」にたどり着きます。

 

 

解像度が低いと質問が生まれない

内観のプロセスを進めても

自分への質問が思い浮かばない
心と向き合えてる感覚がない
ことがあります。

内観しても質問が思い浮かばない

このように

  • 見てはいるけど、ぼんやりしてる
  • 間違ってはいないけど、見えてる感じもない
  • 掴みどころがなくて、疑問(質問)がわかない

このような状態かもしれません。

こんな時は2つの方法があります。

①「質問の型」に当てはめるように自分への質問をする。
解説:気持ちを整理・分解する具体的なやり方2選

②個別性をくみ取ながら、心の仕組みに沿ったケアワークを取り入れて二人三脚で内観を深める
解説:二人三脚で深める内観のやり方

私のサロンは、2つ目のやり方です。

 

まとめ

内観の質問力を上げるには

①心の動きを誘導せずに

②内面の体験と

③その「感じ方」を確認して

④「それ以外はしない」

という意識で心との「かかわり」を持つ

 

この丁寧な「心のかかわり方」が
自分への質問『問い』を生み出し
「気づき」に至りる方法です。

解説としては抽象的な内容で
感覚的なものですが

コツをつかめば

今感じているモヤモヤを濁すように
表面対処的な感情処理でなく

現実味のある実感と
深く納得のいく内観となります。

もしもあなたが

内観しても
心の奥の「私の答え」にたどり着かないときには

心の中に「答え探しをする内観」ではなく
答えがあったのだと気づくに「至る内観」
サポートさせていただきます。

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