内観(ノート)のやり方。効果のコツは質問力

内観して、こんな感覚になったことはありませんか?

さんざん本音で書き出した。 自分の気持ちはわかった。 でも、そんなの、とっくにわかってる。 で? 全然スッキリしないけど・・・ どーしたら良いわけ?? 内観のやり方

  • 内観してもスッキリしない
  • 掘り下げがうまくいかない

これは、

内観のやり方
間違ってるのではありません。

自己対話のやり方がわからないからです。

 

内観のコツは自分への質問力

内観は、自分の感情や感じ方を観察しながら自分に質問をすることで自己対話が生まれます。

しかし、なんて質問していいかわからない。よって、自己対話が生まれない。または、ワークシートなどを使って自分への質問はできるものの、自己対話の内容が表面的で内観効果を得られないことが少なくありません。

質問力を上げるには

内観するなら、このポイントは必ず押さえておきたいところ。

内観の質問力を上げるには、「自然と質問が思いつくスキル」を身に着けること。そのためには、感情や感覚に意識を向けて「どう感じてるか」をくみ取る必要があります。

ここが難しいと感じる人は、この続きを読み進めてください。

 

内観の質問力をあげるには

自己対話といっても、セルフで内観すると慣れるのに少し時間がかかる場合も珍しくありません。

自分の感情、感じ方に意識を向けても

  • 「感覚を感じとる」と言われても、どうしていいかわからない
  • 自分が何を感じてるかわからない
  • どれが思考でどれが感情かわからない など

意外と「感じる」って難しいもの。だから、「ちゃんと出来てないのかな?」と焦らなくて大丈夫。

質問力を上げるコツ①

自分の感覚を「感じる」って、意外と難しいことだと知っておく。

 

わからないかもしれないけど「自分はどう感じてるか」に注目しましょう。

質問力を上げるコツ②

急かさない、押し付けない、誘導しない。

 

このスタンスが超大事。

「私ってこう感じてるな」と何か湧き上がってくるときは、それを書き出す。

でも、「自分がどう感じてるかなんて、よくわかんない」と思うなら「わからない、と感じてるな」と、そのままの事実を受け止めます。

質問力を上げるコツ③

「正しさ」「結論」「生産性」を求めるのではなく、感じたことをそのままを受け止める。

 

このスタンスが超大事。

つまり、効果的な内観をするための質問力は「観察する」「観察する」「わからなさを受け入れる」ことで結果的に備わる「感じ取る力」によって生み出されます。

質問力を上げるコツ④

自分の心を感じ取れるようになると、自然と生きた質問が生まれます。型にはめた分析と違って個別性の自己理解が深まる自己対話ができるようになります。

 

 

 

掘り下げスキルを上げる

質問力がUPすると、自己対話が進んで悩みのコアな部分に近づきます。その際に、心の仕組みに沿った掘り下げスキルがあると、より安全で優しく、深い内観が出来ます。

そのためには、予備知識として心の仕組みを知っておくこと。

例えば、心理学では「嫌な出来事」があったから、「嫌な感情」になったのではなく、無意識レベルの「信じ込み」が影響しているという考え方があります。自分を苦しめていた信じ込みに気づけると、何十年もの生きづらさが軽くなることもよくあります。

 

 

心の仕組みに沿った内観をするメリット

①心の景色の解像度が上がる

内観しても質問が思い浮かばない

心の中の答えを「探す」という感覚が、「見える、わかる、気づく」に変化します。

 

②具体的な注目ポイントがわかる

セルフの内観でよくある「何をどう見ればいいかわからない」が解決します。

例えば、この写真が心の中の景色だとしましょう。

「部屋はどんな色ですか?」と質問されたとします。

部屋が見えているものの、どこから見ればいいかわかりにくい。

「なんとなく茶色系が多い」「茶色と白かな」など、漠然とした答えになりやすい。

 

でも、「あなたは部屋にソファはありますか?もしあるのなら何色ですか?」と具体的に質問されたら

ソファに意識の焦点が当たり「茶色のソファがある」と答えやすくなります。
人によっては「こげ茶のソファがある。5年前に買った当時はもっと色が濃かった」と詳しく答える人もいるかもしれません。

内観の自問自答も同じです。

クライアントさんと一緒に心の仕組みを共有(内観講座)したうえで

質問の意図や方向性を理解しながら

心理状況にマッチした心の見方をお伝えして自問自答(実感)のサポートをしています(内容はこちら)。

すると、自分の内側にある感覚に焦点が当たり濃い内容の自問自答になります。この体感は、自分の心の動きや悩みの構造を頭でも心でもわかるのでセルフの内観スキルもUPします。

 

女性クライアント様の声

親に対してのネガティブな感情が消化できず内観を習いました。

プログラム中、「一度掘り下げをストップしましょう」と言われました。その時、掘り下げの止め方、消化できない感情の扱い方を教わりました。

なるほど!と納得。安心して掘り下げを止めたら、自然と自分に対して疑問がわいてきました。おかげで長年感じていた生きづらさの根っこに気づくことが出来て、心だけでなく体までラクになりました。それまでは、嫌な感情を消すことに必死で、一ミリも自分の気持ちが見えていませんでした。

 

 

ひとりで「苦しい内観」頑張っていませんか?

内観はセルフでもできますが、無意識の領域を見るには限界もあります。

また、内向的で人とぶつからないように気を使う優しい控えめさんや、悩みがあっても人のせいにせず内省できる理性的な人は、知らぬ間に「自分と向き合う=自己批判」となってしまいがちです。

無理な変化を急かされず、心の機微を丁寧に扱いながら自分を見るサポートを受けたい方は、体験相談(90分)をご利用ください。➡まずは内観の内容をチェック 
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