こんな気持ちになることありませんか?
- 自分の気持がわからなくなる
- 自分の気持ちを話すと涙がこぼれる
- 決断するのが苦手
- 気を遣い過ぎて自分の心を満たせない
- 自分の本音がわからない
こうした感覚で自分の気持を模索している人へ。
自分の気持ちを色濃くするには
- 「そっか、”これ”で良いんだな」と具体的に焦点が定まって自分の気持がどれかを把握する
- 他人の意見が何か関係なく「自分ならではの意見があっていい。」と心から思える安堵感
- 内容が何であれ「これに気づけてうれしいな」と前向きになれる【自分なりの気づき】に自分でたどり着けるような自己対話力。
これらひとつでも実感できると、心の中に広がる景色が色濃くなり始めます。
自分の気持がわからない時の内観ポイント
実際の内観プロセスは一人一人異なりますが、ポイントとなるのは
- 「わからない感覚」を具体的に把握して、現在の心理状態を知る
- 「自分の気持をわからなくさせる要因」を自覚して本来の中庸な状態がどんな自分か知る
- 自分自身と「繋がってる感覚」を深めて、本来の感覚を再認識する です。
次はもう少し具体的な部分をいくつかピックアップして紐解いていきましょう。
自分の気持をわかってあげる重要ステップ
もっと「わからない感覚」をわかってあげよう
自分の気持がわからない、その「わからない感」に焦点を合わせると、どんな感覚になりますか?人それぞれ色んな心の景色があるので、よくあるケースを紹介しますね。
例
このほかにも、
- 人に指摘されるのが怖い。緊張して自分の意見がわからなくなる。安心できる人の前だと自分の気持ちをスラスラ話せる。
- 心の奥に蓋をした本音がある感覚。その本音を知りたいけど、知るのが怖くて手を伸ばせない。 など
書くとキリがない程、人それぞれの「わからない感」があります。あなたの心はどう感じていますか?ここでは、内面に意識を向けることが目的なので最初はうまく言葉で言い表せなくても大丈夫ですよ^_^
自分の気持をわからなくさせる要因
よくあるのは
- 「~べきだ。」という価値観に縛られて本音を曇らせてしまう
- 「どうせ無理だろう」という固定観念が染みついていて自由な発想にブレーキがかかる
さらに、他の要因が掛け合わされてることも多いです。例えば
- 否定された経験によって自分の感覚を信用できなくなってしまった(自己信頼、自己肯定感、自己効力感などが低下したり、自尊心が傷ついている場合)
- 不安・恐怖・過去のトラウマによる感覚・感情の鈍化(強いストレスに対する対応機能)
- 不安・緊張・ビクビク感によって思考が増え整理がつかない(無自覚の生理反応)
※TrueFaceの事例だけでなく、もっと広範囲でみると、先天的な事情や後天的な障害、一時的な病状によって自分の気持がわからなくなってしまう場合もあると思います。
内観して自分の気持をわかってあげるには
当たり前すぎる重要ポイントを紹介します。それは「目的意識」です。
目的意識とは、「意識がすすむ方向」のこと。なんとなくノリで内観するのと、「私は自分を知りたい」という目的を叶えるために内観するのとでは内観効果が変わってきます。
こうして書くと単純なんだけど、このシンプルな自己対話が意外と難しいんです😅。
自分の心を丁寧に扱いなれてない私たちは、心に対して「いいから早く答え出せよ」とうんざりした態度で対峙することもあるし
「どうせしょうもない自分が出てくるんだろうなぁ…嫌だなぁ・・・」と心に耳を傾ける前の段階で否定的な決めつけを持っていることもあります。
でも、それでは本来の自分(心)との繋がりが深まりません。大人になっても心の動きってとってもデリケートなんです。雑な態度だと扉を閉めてしまいます。
- 見たくない自分が出てくるかもしれない。だけど、その自分にも事情があるのかもしれないから聞いてみたいな。
- なんで自分の気持がわからないんだろう。わからない感覚ってどう感じてるんだろう。少しずつ感触を拾ってわかりたいな。
そうやって、自分の感覚に教えてもらおうとする丁寧で温かい姿勢で心に対峙すれば、まるで導かれるように深い内観になっていくものです。