内観(ノート)「気持ちを整理・分解する具体的なやり方2選」

この記事は、漠然としたもやもや感をどう内観すればいいかわかない時におすすめの内容です。

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内観(ノート)のやり方・基本編

 

何にひっかかってるかわからない

5W1H/Who誰が、What何を、Whenいつ、Whereどこで、Whyなぜ、Howどのように 

このポイントを参考に、感じ方を観察してみましょう。

まずは、Who(誰が)。
ここは「自分」です。
「私はどう感じているか」を軸に心の動きを観察します。


What(何を)
例/私の都合は軽視されて、相手の都合にばかり合わせるのが腹立つ


When(いつ)
例/子供の頃から謎の罪悪感を感じてる


Where(どこで)
例/仕事でもプライベートでも、どんなときにも「きっと私が悪いし」と思ってる


Why(なぜ)
例/伝えたいことを上手く言葉にできなくて、意見を言っても上から押さえつけられる経験が多かった。あの感覚が怖くて、顔色をうかがいすぎてしまう。


Which(どれ)
例/仲良しの相手さえ、安心して心を開けず警戒してしまう感覚がある。


How(どうやって)
例/心の奥にある寂さに近づくとしんどくなるから、なるべく見ないように蓋をしてる。ちゃんと向き合った方がいいんだろうけど、近づくのも怖い。考えるのも辛い。


きっちり方にはめ込むように考える必要はありませんが、どう向き合えばいいかわからない時の手掛かりの一つとして5W1Hを参考にしてみてください。

 

 

なぜなぜ分析×内観

トヨタ生産方式「なぜなぜ分析」
問題の根本原因を突き止め、解決する方法として考えられた方法

なぜなぜ分析と内観の融合 - visual selection (1)

では、具体的な例を見ていきましょう。

 

なぜなぜ分析を内観の質問に活用する

例:人間関係の悩み(上司に怒られて落ち込む)

なぜ落ち込んでいるの?
 → 上司に怒られて、嫌な気持ちになったから。

なぜ嫌な気持ちになったの?
 → 自分がダメな人間だと思ったから。

なぜ「ダメな人間」だと思ったの?
 → 失敗することは恥ずかしいと思っているから。

なぜ失敗を恥ずかしいと思っているの?
 → 子どもの頃から、失敗すると怒られたり笑われたりしていたから。

なぜその経験が今の自分に影響しているの?
 → 失敗すると嫌な目に遭うのが「お決まりのパターン」になっているから。

矢印

悩みを整理すると

✔ 「失敗したらヤバイ」という感覚に押しつぶされ、冷静さを失ってしまう
✔ 動揺のループ にハマり、また失敗しそう…と焦ってしまう

辛さ
✔ 失敗すると嫌な目に遭う 不安・怖さ・警戒・緊張感

悩みの本質
失敗する自分に対する強い嫌悪感と、他者評価に対する過緊張

ケアポイント
「恥ずかしさ」の感情が心の深い傷となっている

 

このように、「なぜ?」をくり返すことで、表面的な悩みの奥にある 「本当に苦しんでいるポイント」 が見えてきます。

 

とはいえ、
実際やってみると・・・

内観は「やり方」だけではスッキリしない

さんざん本音で書き出した。 自分の気持ちはわかった。 でも、そんなの、とっくにわかってる。 で? 全然スッキリしないけど・・・ どーしたら良いわけ?? 内観のやり方

もう一歩深い内観をしたい、自分の状況に合わせて具体的なやり方を知りたい方は、内観セラピーの内容をご覧ください

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