嫌な感情・思考を整理して心を軽くするノート術/書き方例

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この記事はこんな人にオススメ
  • 紙に書き出して思考・感情を整理をしたい
  • 人間関係でモヤモヤする自分と向き合いたい
  • 人に言いたくない悩みを自分で解決したい

内観ノートは、自分の心の反応を書き出して、その反応がうまれた根本的理由をあぶりだすことです。感情や思考を書き出すことでそれらの心の反応を客観視できるため、気持ちの整理になることも多いです。しかし、心が重い時、悩みがあるなど、内観ノートをすることでかえって気分が落ち込む場合もありますので必要に応じた内観が出来るようになりましょう。

 

心を軽くするノートの書き方① タスク管理と悩み事を切り分ける

頭の忙しさを整理したい時は、何について考えているのかで内観ノートの内容が変わります。用事が立て込んでいて忙しい時はタスクと時間を箇条書きにして書き出せばOK。心のモヤモヤや悩んでいる気持ちをスッキリさせたい場合は心の反応を書きだします。

自分の心の反応とは、例えば感情、思考、言動などです。自分がどんなことを感じ、思い、言葉にしているかを客観的に把握するのがポイントです。状況や他者の状況・言い分を考慮にいれず、「自分の主観ではどう感じてどう思っているのか」が心の反応です。

  • 日記のように文章にして書く
  • 友達に喋る様に心のセリフをそのまま書く
  • 箇条書き

気持ちを言語化するのが苦手な人はこちらもどうそ→関連:(アメブロ)内観ノート・言語化のポイント

 

心を軽くするノートの書き方② 出来事と心の反応を書く

最初に書きだした心の反応は、何かをきっかけにして発動しています。会社での出来事、人間関係、他者との比較など、その時々にいろんなきっかけがあります。書き出した心の反応は【何の出来事】に対して【どんな心の反応】をしているか整理して書いてみましょう。

  • 会社で○○(誰)に○○(何)と言われたのがきっかけ
  • SNSで○○が○○だと知ったのがきっかけ
  • ○○(誰)が○○(状況)なのがきっかけ

 

関連:アメブロ「客観的にみたら···」をやめてみる。

 

出来事と心の反応の例

 

例1
出来事:職場の先輩に「早くして」と注意された

心のつぶやき:わかってるから言わないで、余計出来なくなるからやめて!どうしよう、なんで私ってこうなんだろう・・・

感情:焦り、恐怖、不安、苛立ち、悔しさ、恥ずかしさ など

思考:まるで監視されてるみたい、私が悪いってわかってるけど・・・

 

例2
出来事:友人が結婚した

心のつぶやき:そっかぁ・・・。そうなんだぁ・・・。喜んだ方がいいのは分かってるけど喜べない。こんな自分が嫌になる・・・。

感情:悲しい、心細い、虚しい、寂しい、無価値観、無力感、焦り、怒り、憎しみ、悔しさ、恥ずかしさ、恐怖

思考:生きがいになる仕事や趣味を見つけたいけど、何もない。このまま一人ぼっちが続いたらどうしよう。怖くて考えると苦しくなる。どうして私はこうなんだろう。こんなはずじゃなかったはずなのに。

 

 

心を軽くするノートの書き方③ 無意識レベルのパターン設定に気づく

私たちの心の反応の背景には、必ず何かしらの「決めつけ」「思い込み」「採用しているルール・設定」が前提となっています。これらは過去の体験・記憶によって形成された無意識レベルに設置された色眼鏡のようなもの。

無意識なので普段は自覚のないものですが敢えて「どんな無意識設定を持っているから、この心の反応が発動しているのだろう」と自問して無意識レベルの設定をあぶりだしましょう。少しコツが必要なので、難しい場合は内観サポートをおすすめします。

無意識レベルの設定(例)
  • 自分は○○だと思われる
  • 自分は○○な扱いをされる
  • 私は○○でなければ愛されない

無意識レベルの設定を心底自覚し手放すことが出来ると、人生の見え方、感じ方が大きく変化し、現実の動きすらも良い方向へ動くと実感される方がほとんどです。それを実感するためにはまず、無意識レベルの自己否定をしっかり自覚し、ご自身の心に温かい寄り添う姿勢で取り組むことが大切です。そして、表面的・行為としての内観で終わらずに自分の本質へアプローチする内観をしましょう。

関連:頭の中を整理して心を軽くするやり方/紙に書き出してもスッキリしない理由

関連:内観ノートを効果的にするコツは「自分への質問

 

思考整理のポイントは【ネガティブ】の扱い方

ネガティブな事柄やネガティブな思考や感情を、ポジティブなものにすり替えずにそのまま「そう思っている私だな」と認め切ることが大切です。ネガティブな意味合いの気持ちを否定的に判断しても心が納得する解決や気づきには繋がりません。

内観視点の思考整理が出来るようになると、考え事の整理がつくだけでなく、本来の才能や個性に気づき創造性が高まることが珍しくありません。何気ない日常生活の中でも、ビジネスシーンでも、内観をライフワークにして思考整理をサクッと取り入れることをお勧めします。

本当に役立つ内観ノートのコツはお一人お一人、心境によって異なるためこのページに書いた内容は表面的な解説に過ぎません。自分に合う実践的な内観を身に着けたい方は体験相談をご利用ください。

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