- マイナス思考をやめたいけどやめれない
- 前向きなふりをしてしまう
- 自分を責めてしまう
- 前向きになれない気持ちを理解してもらえない
- 本当は前向きな性格なのにネガティブなことばかり考えてしまう
どうしてもポジティブになれない時ってありますよね。だからと言っていつもそうなわけではなくて、本当は前向きな自分もいるんだけどな・・・。自分の心の中に対極の自分がいてどれが本当の気持ちかわからなくなってきたり、どれも違うようにも思えてきたり・・・。
そんなマイナス思考の癖が強い方に大切なことは、自分の気持ちに嘘をつかず自然体な自分のままで本来のポジティブさを取り戻していくこと。誰かの期待に応えるために自分の気持ちに蓋をしてしまう時もあるかもしれませんが、蓋をしてしまう自分を自覚し、理解して、そうせざるを得ない気持ちいなってしまうことを責めずに内観してみましょう。
マイナス思考で何が悪い
一般的には、マイナス思考は良くないことでプラス思考に変えなさい。と言われていると思います。確かに、プラス思考であることはとても大切なことです。が、だからと言ってマイナス思考が湧くことを否定する必要はありません。なぜなら、思考は自然に湧き上がってくるもので自然体な心の反応だからです。
私達は本来のニュートラルな心理状態にあるとき、自然とプラス思考が沸き上がります。つまり、マイナス思考が湧いてしまう心理背景が、マイナス思考を生んでいるわけです。では、どうすればプラス思考が湧く本来の自分に戻ることが出来ると思いますか?答えはとても簡単です。
潜在意識の設定変更
私達は「納得」「安心」「気づき」によって、長年の思考パターンも変化します。潜在意識下で形成したネガティブな信じ込みに気づき、「あぁだから前向きになれなかったんだな!」と心底納得して、「じゃあ大丈夫じゃん」と安心するとあっさりマイナス思考が消えてしまいます。
否定されないために取り繕う癖
私達はポジティブな感情は喜んで味わいたいですが、ネガティブな感情の扱いに慣れていません。つい、「前向きでなければいけない」」というダメ出しをしてしまいます。
本来であれば、自然に湧き上がる感情を自分自身が上入れている前提のもと、人に対しては前向きな言葉選びをするのが自然なコミュニケーションだと思うのですが、そういった感情の受け入れを覚える間もなく子どもの頃から情緒的な寄り添いをしてもらえないかったり、考えや想いを否定されることが多ければ、その苦痛から身を守る手段として「ポジティブなふりをする癖」がつきます。蓋をされた感情は心と身体にどんどん記憶され蓄積し、やがて限界がきて苦しくなってしまいます。
大人になると、この苦しさに気づくことが出来るため、これまで培った取り繕うしかなかった心の痛みを癒し、自然体なままでも自分を責めない生き方に移行することが出来ます。まずは自分自身がマイナス思考の自分を責めるのをやめて、そうするしかなかったことを理解し、許していくことで本来のポジティブさがどんどん発揮されるようになります。
優しい内観で「責め」を「ゆるし」に変える
心の状態はネガティブな状態から、ポジティブな状態に一気に変化できるわけではありません。ネガティブがニュートラルになり、ニュートラルになると同時にポジティブになります。
ニュートラルな心の状態にあるときは「ゆるし」「感謝」「自由」があります。そこが本来のあなたです。どんな心の反応も責めない優しい内観をして、納得・安心・気づきを迎えに行きましょう。