心がぎゅと固くなるような
どれだけ長年の苦悩があろうとも、
幸せになりたい。ラクになりたい。
そのために自分と向き合いたい。
という願いさえ湧けば、その願いが決意となって
自分に意識が動き始めます。
“何が嫌か、どうしたいか”、素直な本音を自己理解することで
凝り固まった紐が弛みはじめます。
けれど、自分の気持ちに向きあおうとしても
見たくない感情を見るのはつらいし
これ以上落ち込むのもつらい。
でも私は声を大にして言いたい。
ただでさえ気持ちがしんどいのに
これ以上自分を苦しめるような向きい方は
もうやめようよ!
誤解を生む言い方かもしれませんが
私は心の悩みやストレスと
楽しく向き合ってほしいと本気で思っています。
楽しく
といっても、ハイテンションになって
自分の都合よく解釈する
という意味ではないですよ。
心を楽にするメカニズムを理解して
自分という生き物に関心を向ける。
人間誰だって自分のことを知りたいと感じる本能があります。
にもかかわらず
「見たくない」「向き合うのが苦しい」
と感じてしまうのは
「○〇な私に対しては肯定できる」
「○〇な私に対しては肯定できない」
「○〇な私に対してはみっともないと感じる」
「○〇な私に対しては大人げないと感じる」
といった具合に
沢山の自動審査をしているからなんです。
というわけで今日は
頭の自動審査(ジャッジ)をオフにするというテーマです。
~この記事の目次~
●どう思ってもいい
●ポジティブOK・ネガディブNGの罠
●ネガディブNGを受け入れる自己肯定感
●ネガティブNGの罠には種類がある
●まとめ
·
~どう思ってもいい~
自分の心と向き合うファーストステップは
「どんな気持ちが沸いてもOK」と、自分の気持ちに許可をだすことです。
いやいや、知ってるよ。って感じかもしれませんね(笑)
とても重要なポイントなので敢えて書きました。
否定的な思考や、長年の固定観念に捕らわれずに
想いのまま、感じるまま、素直に、正直に
内側に潜んでるネガディブな想いを
「そう思ってる私。了解!」とOKを出しましょう。
~ネガディブNGの罠~
どんな想いも正直に、とは言うものの、
大人の思考やマナーを知っている私たちは
内に持つ「ネガディブさ」を
他人に出すのは勿論のこと、自分の心の中だけでさえも、
その存在を認めきれずに否定してしまいがちです。
これは本能的な反応なのですが
この本能が実に優秀な私たち!
例えば、こんな感じ
↓
↓
(例)
私はあの先輩にイヤミを言われてるような気持ちになるけど、
実際はあの人はそんなつもりじゃないから、
私の気持ちは間違いだ、
とか
こんなネガティブな心配をしていたら、現実化してしまう、
だからワクワクすることして良いことを引き寄せなくちゃ!
とか。
色んな言い分を加えて、
自分の本音を良し悪しに振り分けてしまいます。
だからこそ心にとめておいてほしいのは
こうして「自動審査をするのが人間なんだな」と
知ってほしいのです。
すると、
どんなに自分を責めるような気持が湧いても
それに気づいて
意識的に、自分の本音に耳を傾けることができます。
あなたは、自分の心の中で
なにを思ってもいいし、なにを感じてもいいのだから。
~ネガディブNGを受け入れる自己肯定感~
ポジティブな自分も、ネガディブな自分も、
両方あって自分。
と、知っているのに
どこまでも、何度でも、
ネガディブなものはNG
という信じ込みや想い癖はついてくるものです(笑)
湧き上がるどんな気持ちも
排除しなくて良いんですよ。
自分の一部を排除しようとすることを
自己否定といいます。
どんな想いであれ、感情であれ、
そっか。この気持ちが湧いたんだね。
と、そう感じた自分を審査なしに
受け止める。わかってあげる。
これを、自己肯定といいますね。
自己肯定感てね、結構地味です。
大げさに自信過剰になったり、
自分を誇張する力みがない
とても自然体なもの。
自己否定が強い方であっても
もともと自己肯定感は心の中にすでにあるものです。
必要のないブレーキが抜ければ
事前と自己肯定感も湧き上がるよ☆
自分の本来の力を呼び覚ましていきましょうね(^-^)
心理セラピスト・ゼロリセットトレーナー
設楽紀子
札幌・全国(オンライン)で
絡まった気持ちをくみとり
丁寧にほどいて
ほんとの悩みから解放される
個人セッションや講座を
開催しています。
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